組織で働くサラリーマンにとって、仕事で受けるストレスには実にさまざまなものがあります。私も定年退職するまでサラリーマンをやっていましたので、数えきれないぐらいの不満とストレスに苛まれてきました。

上司にストレスを感じたら、理由を考えたほうが生産的

中でもストレスの最たるものの一つが会社の人間関係、中でも上司との関係といっていいでしょう。一生懸命考えた企画案をろくに読みもしないで否定されたり、最初から重箱の隅をつつくような問題点ばかりあげつらったりと、本当に頭にくることは考えたらきりがありません。

そんな時は帰りに居酒屋で飲みながら「うちの部長は全然わかってないよな」と言いつつ、気勢を上げて精神の安定を保つというのが多くのサラリーマンの常態といってもいいでしょう。

でも、ただ飲んでウサを晴らすだけではあまりにも時間がもったいないし、あまり生産的というわけでもありません。たまには良いでしょうが、もう少し冷静に考えて、なぜ「うちの部長はわかっていないのか」という理由を考えてみるのも面白いと思います。

会社という組織は多くの人が利益を上げるという目的に向かって業務を進めていくものです。組織の構成メンバーはそれぞれ自分の意見を持っていますが、政治の場である議会と違って、一つ一つの事柄についてとことん議論するということはあまりありませんし、最後は多数決で決めるということもありません。

もちろん重要な案件において議論することはありますが、ほとんどの会議では喧々諤々の議論をするというよりも、報告があげられ、意見を言って最後はその場のトップに結論を預けるということになるケースが多いものです。