※石田勝紀先生へのご相談はこちらから

【質問】

わが家には、高校2年の男子がいます。高校で野球部に入り、激しい練習のせいか疲れきって帰り、勉強もせず寝てしまいます。そのせいか、テストの成績も学年でビリに近く、授業にもついていけていない状況です。本人も諦めているのか、どうしてよいのかわからないのか、学校もつまらないと言っています。

塾に通わせようかとか、できるところから始めたら?とアドバイスすることもありますが、本人が勉強する気力がないという状況です。本人も本音では勉強ができるようになりたいと思っているようなので、何とかしてあげたいのですが、どう導いていけばよいかわかりません。ご指導いただけましたら幸いです。

(仮名:田村さん)

「部活が忙しい=勉強ができない」ではない

【石田先生の回答】

田村さん、お便りをいただきありがとうございます。中学でも高校でも部活動に入ることによって勉強ができなくなったというケースは、今も昔も変わりなく、たくさんあります。

では部活をやめれば、勉強をするようになるかといえば、そうともいえません。もともと勉強する習慣ができていないので、部活をやめたところで勉強するようにはならない場合があるからです。

もちろん、あまりにも拘束時間が長かったり、活動量が多いなど激しすぎる部活で、本人がその道に進まず、大学進学を志すということであれば、部活動を続けるのかどうかを検討する必要はあるでしょう。しかし、高校生ですので、中学生とは異なり、ある程度の精神力もあるので、今回、私は、次のようなことを提案したいと思います。

それは「自己コントロール法を身に付ける」ということです。

次の内容は、私が毎年、高校生に講演会をするときのテーマの一部です。わずか90分という短い講演時間で、おそらく人生で一度しか会わない高校生たちに、講演後も成果を出し続けていける方法がないかと考え、お話してきたものです。