「タクシーに乗ったことが一度もない」。そんな20代が増えているようだ。

東京ハイヤー・タクシー協会がタクシー利用者を対象としたアンケートを取ったところ、20代の回答者はわずか6.2%。協会に加盟しているあるタクシー会社に新卒で入った20代社員たちですら、入社前までに一度もタクシーに乗ったことがない人が大半だったという。

しかし、社会人になると仕事でタクシーに乗る機会が出てくるだろう。そんなとき、上司や先輩にすべてを任せて、自分は乗るだけでは済まされない。タクシーを呼んだり、運転手に目的地を指示したり、代金を立て替えたりするのは、新人や若手が担うことが多いが、タクシーにはスマートな乗り方や、マナーがいろいろあるのだ。ベテランの社会人でも、意外に「喜ばれない乗り方」をしている人が少なくない。

ここでは、仕事などでタクシーを使う時に恥をかかないよう、タクシーを使う時に知っておきたい「お作法」をまとめた。

交差点近くの停車は渋滞の原因に

1 「交差点そばでタクシー待ちをしてはいけない」

まずは、タクシーを呼ぶ方法。最近は、「全国タクシー配車」や「LINE TAXI」など、タクシーをスマホで簡単に手配できるアプリが登場しているので、これらを使う手もある。ただ、客先を出た後に「会社までタクシーで帰るから、拾って」などというときは、アプリを使うより、目の前に走っている流しのタクシーをつかまえたほうが早い場合もある。

その時は歩道からタクシーに手をあげて止まってもらうわけだが、注意したいのは、その位置だ。たとえば、交差点で止めると、タクシーが邪魔になって、後続の車が進めなくなり、渋滞を引き起こすことがある。降りるときも同様でなるべく交通の妨げになるような場所に停車してもらうのはやめておきたい。