→安井さんへのキャリア相談は、こちらまでお送りください。

初めまして。私は25歳で外資系金融機関に勤務する者です。私大卒で自分の学歴にコンプレックスを抱いており、米国弁護士の資格(MBAや日本・米国公認会計士取得者は多くいるので)を取得して、英語+法律の知識でチームメンバーと差別化を図りたいと考えておりますが、多額の費用に加え要する勉強時間を考えると、オンラインJDプログラムに入学する一歩が踏み出せません。

そこで、ベンチャー、事業会社、コンサルなどを経験されている安井様から、金融・財務の世界における法務知識の有用性(どのようなアップサイドがあるのか)、また、もし同じ立場であればどのような判断をなさるのか、お答えいただけると幸いです。よろしくお願い致します。

投資銀行 長谷川

M&A業務は「総合格闘技」型の職種だ

外資系金融機関の具体的事業内容(投資銀行、バイサイド投資家など)や、たとえば投資銀行でもM&Aアドバイザリー業務なのか、フィックストインカムなのか、その対象は不明ですが、コンサルなどにおける経験をベースに回答をということから、以下、「投資銀行におけるM&Aアドバイザリー業務にかかわる話」という前提で回答させていただきます。

さて、投資銀行におけるM&A業務というとファイナンスのイメージがありますが、業務に必要とされる知識や能力はファイナンスに限らず、企業経営や特定業界にかかわる知識、法律知識に加え、営業力やプレゼン力も必要な、総合格闘技型の職種です。

そもそもM&Aそのものが多角的な視点から判断するべきものである以上は、当然のことといえます。