9月9日に5回目の核実験を行った北朝鮮。これにより、北朝鮮に対する制裁措置が強化されようとしている。また、8月下旬から9月初旬にかけて北朝鮮を襲った台風のため、同国北東部で洪水が発生、「建国以来の大災難」と北朝鮮メディアが報道するほどの被害を受け、復旧のための動員で経済に対する影響も出る可能性がある。

そのような中、9月5日から8日まで平壌で国際的な経済イベントが開催された。平壌秋季国際商品展覧会がそれだ。不透明な経済状況の中で開催されたこのイベントからわかる北朝鮮経済の現状はどうなのか。

展覧会には289社が参加

平壌国際商品展覧会の開会式の様子

平壌での国際商品展覧会は、春秋の年2回開催される。中朝国境の経済都市・羅先で開催された羅先国際商品展覧会より規模も参加企業数も多く、国内最大の国際的な経済イベントだ。

今年で12回目となる秋季展覧会は、主催者側によれば北朝鮮国内企業はもとよりニュージーランド、ドイツ、ロシア、マレーシア、モンゴル、オーストラリアなど289社が参加。「毎年参加企業は増えており、特に外国企業は新市場の開拓に少なからず成功したと感想を述べる」と、対外経済省国際商品展覧社の金日革(キム・イルヒョク)部員(46)は自賛する。昨年の展覧会も、300社弱の企業・団体が参加している。