あなたが何歳だとしても、「幸せな老後」を過ごしたいという気持ちに変わりはないはずだ。それなら、やっぱりおカネは持つに越したことはない。50歳以上になってからでも、おカネは増やせる。

どうすればいいだろうか。毎月コツコツと貯めて行きたいところだが、サラリーマンなら決定的に重要なことがある。そう、退職金の運用だ。マイナス金利時代でも、もし毎年2%の利回りで運用できれば全然違ってくる。

だが、ちょっと待った方がいい。あなた(もしくはあなたの家族)の退職金は銀行に狙われているのだ。どういうことか。いまひとつピンと来ないのなら「免疫力」がない証拠。ぜひこれを読んで、気を付けてほしいのだ。

まとまったおカネが振り込まれたら、どうする? 

退職の日とはどんなものだろうか。会社員としての最終日、自分の仕事の引き継ぎも終わり、お世話になった人たちに挨拶をして回る。退社時間を迎え、部内の人たちから花束を渡され、「お疲れさま」という声を背にして、長年働いた職場を後にする。定年退職の瞬間というのは、こんな感じだ。

翌日からは、もう朝の8時に出社する必要はなく、晴れて「自由の身」。とはいえ、年金の諸手続きをはじめとして、定年後の生活に必要な、いくつかの手続きを取るのに、しばらく忙しい日々が続く。「退職金の運用をどうするか」を検討することも、そのなかのひとつに入るはずだ。

給料の振込先として勤務先に届けていた銀行口座におカネがポンと振り込まれる。大企業なら2000万円以上というケースも珍しくない。一度にこれだけのおカネが通帳に記載される、あるいはネット上に表示されるなんてことは、40年近くにわたるサラリーマン人生の中で初めてという人が大半ではないだろうか。

そこに大きな落とし穴がある。