仕事上で意見したり、議論となるとき、直接的表現では何かと気まずくなったりすることもあろう。そんなとき「鉄分」がある相手なら、面白い駅名を絡めて、冗談ぽく言ってみると、とげとげしさがなくなったり、笑いながら納得したりすることもあるかもしれない。そんな潤滑油的役割を果たす、ビジネストークや普段の会話に使えそうな面白い駅名を集めてみた。

次はオマエだー!

1)難しい仕事の担当者は…小前田【おまえだ:秩父鉄道(埼玉県)】

小前田駅は漢字で書いてもインパクトがないけれど、熊谷駅から普通電車に乗り、永田駅を出ると、ドアの上部の電光掲示板に「次はオマエダ」と表示されるのが可笑しい。ドア付近に立っていると、「次はお前が降りるのだぞ」と脅されているような気になってくるから怖い。ともあれ、面倒な仕事を押し付ける時には、この記事の写真を見せるなりして納得させてしまおう。

2)たしなめるように…吉名【よしな:JR呉線(広島県)】

海田市駅と三原駅を瀬戸内海沿いに走るJR呉線は、山陽本線のバイパス的存在である。電車はすべて広島駅まで乗り入れている。その呉線の東半分の区間は、都市圏から離れているので、電車の本数は少なく1時間に1本程度だ。週末には、観光列車「瀬戸内マリンビュー」が走り、2014年度後半に人気を博したNHK朝ドラ「マッサン」の故郷で一躍有名になった竹原にも停車する。その竹原駅の西隣が吉名駅。普通列車以外通過で目立たない駅だが、「よしな、よしな」とたしなめるように駅名が連呼される。