今回は「縁起でもない話」をしてみよう。

筆者が出演しているテレビ東京の報道番組『モーニングサテライト』では、毎週月曜朝に「モーサテサーベイ」のコーナーがある。

番組のレギュラーコメンテーター約30人が毎週末にアンケート調査に応え、「今週末の株価」や「ドル円レート」、「米利上げの時期は?」などの予測を提供している。朝早いから見逃した、なんて人は番組サイトでも紹介しているので、是非ご活用願いたい。

米大統領選の予想で私が「イヤ〜な気分」になったワケ

その10月3日分でこんな設問があった。

Q9:アメリカ大統領は?(総数30人)
クリントン候補100%
トランプ候補 0%

このときは筆者も自信をもって「クリントン候補」と記入したのだが、この結果を見て急にイヤ〜な気分がしてきた。なんとなればこのモーサテサーベイ、去る6月20日に行われた際には、こんな結果が出ているのだ。

Q7:イギリス国民投票でEU離脱が?
決まる(離脱)  0%
決まらない(残留)100%

見事に全員の意見が一致している。このときも筆者は自信をもって「残留」に投票したのだが、結果は皆さんご承知の通りである。いやはや、最近の世論調査は当たらないのだよ――などと、他人のせいにしてはならない。われわれは皆、「起きてほしくないことは考えない」という悪い癖がある。ゆえに「みんなの意見はみんなで間違う」ことがあり、しばしば「想定外の事態」に慌てふためくのである。