偏差値「10」の差は、十分に逆転が可能だ

あけましておめでとうございます。本年も、ご愛読よろしくお願い致します。

さて、今回はいつものマーケットの話をする前に、ビジネスパーソンが自分の人材価値をいかに上げるか――「普通の人」がどうやったら「誰もが認めるような一流の人」に追いつき、追い越せるのか、を考えて見たい。もし読者の皆さんが大学生なら、入試の時点でつけられてしまった偏差値「10」程度の差をどうやって逆転するか、という話だ。

あくまでも平均値で、また「経済的な」人材価値「だけ」に注目した話だが、大学の入試偏差値が「10」違うと、出身者の人材価値にはかなりの差があるのが現実だ。しかし、早ければ卒業時点で、また多くの場合は就職してからだが、経済的な人材価値が「逆転」することが少なくない。何がその逆転の原因になるのだろうか。

一般的な結論を言うなら、人材価値の逆転を実現するためには、(1)他人と時間の使い方を変えること(2)努力の方向とやり方を変えること、のいづれかあるいは両方を徹底的に行うことが効果的だ。

偏差値の差は、主に「知的処理能力」の差に表れる。だが、実はこの差自体が時間の使い方によって逆転可能だし、また、「人材価値の決定」には知的処理能力以外のファクターが複数あり、これらに対する時間や努力の投資によっても「逆転」は十分実現することが可能だ。