元CAがビジネスの極意を明かす連載「ザ・チームワーク」。エンターテインメントコンテンツのポータルサイト「アルファポリス」とのコラボによりお届けする。

「10」のうち「2」でも相手に伝われば万々歳

こんにちは。七條千恵美(しちじょう・ちえみ)です。私は研修でチームワークについて語る時、よく船を例えに出します。リーダーは行先を見誤らないように指揮をとる船長、そして部下を船の漕ぎ手に例えます。

船長だけでなく、船を漕ぐメンバーもゴールを見据えていれば、船長がミスをしたときにも軌道修正という提案ができますが、もしもリーダーである船長が聞く耳をもっていなければ、船は間違った方向に進んでしまうことになります。

また、リーダーである船長の背中を見て、漕ぎ手のモチベーションも変わります。信頼のおけるリーダーであれば、チームのメンバーも素直にその指示に従い、船が順調に進んでいくと思われますが、リーダーがいい加減な仕事をしていると、漕ぎ手は一生懸命に汗をかいて船を漕ぐことに疑問を持つことになるでしょう。

また、漕ぎ手によって性格も違えば技量の差もあります。そして、ゴールに向かう情熱の部分にも差があります。チームメンバーの士気が低いときには情熱的なメンバーが皆を引っ張り、また、仕事が多く疲弊しているときには、皆を和ませることが得意なメンバーが活躍するというように、チーム内の役割のバランスがとれていることが理想だと思います。