小池知事が就任して移転延期を決めてからも、豊洲市場に謎の地下空間が見つかるなど、市場の移転がどうなるか連日報道が繰り返されています。さまざまな問題が次から次へと報道され、豊洲への移転の先行きが見通せなくなる一方で、市場の移転がより強く意識されるようになったのか、築地には以前にも増して、多くの人が訪れるようになってきているように感じます。

特に土曜日は、外国人観光客に加え、多くの日本人も築地を訪れるため、お昼時になると、ほとんどの飲食店に長蛇の列ができるのが常態化し、数時間待ちの行列に加わらなければ、何も食べることができないような状況にもなっています。そこで、築地でこのような「ランチ難民」にならないための方法を、ご紹介したいと思います。

安易な思い込みが最悪の結果を招く

今はネットでいくらでも美味しい店の情報が手に入るので、あまり行き慣れていない街を訪れる際、どこで何を食べるか、あらかじめ決めてから出かける方が多いと思います。しかし、このようにお目当てのお店を決めておいても、築地の場合、そのお店で首尾よく食事ができるとは限りません。

その理由は先に述べた通り、以前にも増してたくさんの人が訪れるようになってしまったため、人気のお店ではどこも長時間の行列をしなくてはいけないからです。中には、想定以上の大行列にひるんでしまい、その店で食事をすることをあきらめる方もいらっしゃるでしょう。そして、近くの比較的空いている店で妥協する人が多いようですが、これが築地で外れをひく典型的なパターンです。

このような妥協をする人は、おそらく「築地にある店なんだから、そんなにまずくはないだろう」と、根拠のない言い訳を自分自身にしているように想像します。確かに、築地は「東京の台所」「美食の都」「うまいものの宝庫」など、いろいろな言葉で表現されるように、美味しいものが食べられる街というイメージが定着しています。