筆者は女性誌の編集者として、20年近く“働く女性”を取材し続けてきた。ここ数年の変化として顕著に感じるのは、稼ぐ女(妻)は不倫するということ。

既婚者の恋愛は、かつてはタブーだった。しかし、女性が経済的に自立し男女の立場が同じになり、東日本大震災で“自分の人生をやりたいように生きる”と考える人が増えた。そんな背景もあり、恋愛する既婚女性が増えていることを感じ、彼女たちの背景を取材したのが、『不倫女子のリアル』(小学館新書)だ。

既婚の女性が不倫をするケースもあるけれど、未婚の女性が不倫を割り切って続けるケースも多く、今回はそのケースを紹介する。やはりそれは、男性が家庭の運営の役に立っていないことがネットを通じて拡散し、「夫 死亡 保険金」「夫 離婚 財産分与」などの検索ワードが浮上することからもわかる。

5歳の娘がいるシングルマザー

取材対象者 林田浅香さん(仮名、1975年生まれの40歳)
年収:1000万円
パートナーの職業:既婚者男性(52歳)と不倫中
最終学歴:有名女子短期大学
容姿レベルと体型:身長163センチ標準体型
好きなブランド:エミリオ・プッチ、ミッソーニ
交際年数と子どもの数:10年、5歳の娘
経験人数(出産前/後):約30人/5人

林田浅香さん(40歳)は、5歳の娘がいるシングルマザーだ。一児の母であることなどまったく感じないピュアさと美しさの持ち主。女優の長澤まさみさんが40代になったらこんな感じになるんじゃないか……と想像できるハイレベルな容姿だ。

そんな優しく色っぽい見た目とは裏腹に、浅香さんは短大時代から独立心が旺盛だった。21歳のときに洋服の通販サイトを運営するベンチャー企業に入社。採用時は一般職の雑用要員だったが、社長に売り込んでスタートアップの主要メンバーになる。バイイングや広告などを担当し、退社期には物流まで管轄する要職に就いていた。ここでEコマースのすべてのノウハウを学び、25歳で独立。たったひとりで会社を設立し、アクセサリーと化粧品の通販サイトと立ち上げ、大成功させる。