弁護士の堀井亜生です。私は、これまで1500件以上の離婚や婚約破棄などの男女問題に関する事件を取り扱ってきました。なぜ離婚や破談になってしまったのか、それぞれの事例をひもといていくと、多くの場合、結婚前に彼氏のブラック性を示すサインが何らかの形で出ていて、そのリスクが結婚後に顕在化しただけに過ぎないということがわかってきました。

こちらの連載では、一見すると高スペックなのに、結婚した後でとんでもない事故物件だったことが発覚してしまう「ブラック彼氏」を紹介していきます。ご紹介するブラック彼氏は、必ずしもみなさんにとってNGではなく、女性のタイプによって合う合わないさまざまです。恋愛と結婚で失敗しないためのポイントを知っていただき、ひとりでも多くの女性たちが自分に合った良きパートナーと巡り合い、幸せな結婚生活を送れるよう願っています。

考え方も話し方も、女性に近い

<本日のブラック彼氏>
母親、女兄妹、女友達と、女性に囲まれている男 

・家族構成や周囲に女性が多い
・考え方や話し方が女性に近い
・女性の話に相づちを打てる聞き上手

一見浮気性には見えないけれど浮気する「隠れ浮気系」男性の実家の家族構成には、強い母親と世話焼きの女兄妹がいることがあります。そして、交友関係にも女性が多いという特徴があります。

女性に接することに慣れていて、考え方も話し方も女性に近く、その点では、浮気系はマザコン系の隣り合わせにいる類型とも言えます。

彼らは、女性に囲まれて育っているので、女性の延々と続くオチのない話を苦にすることはありません。聞き上手で、女子の話を「うん」「へえ」「うん」と、程よい合いの手を入れながら聞くことができます。「なんで?」と話に理屈を求めたり、「いまの話の主語は?」「話の目的は?」と突っ込みを入れたりといった、男性にありがちなリアクションは、女性ウケが悪いのでしません。

いっぽう、おしゃべりに関しては、特段面白い話をするわけではないけれど、女性の気持ちをうまく引き出して盛り上げることに長けているので、「彼に話したらスッキリする」という理由で女子に人気があります。

結婚生活では、妻がぐちぐち言うことに耐え切れず「うるさい、オレも大変なんだ」とキレてしまう夫が多いなか、隠れ浮気系は愚痴を適当に聞き流し、相づちが打て、女心を分かっているのが特徴。