2016年4月の熊本地震によって橋梁の流出などが相次ぎ、熊本市方面とを結ぶ主要ルートが寸断された南阿蘇地区。このうち、阿蘇長陽大橋を経由する南阿蘇村道栃の木〜立野線のルートについて、2017年夏をめどに応急復旧させることとなりました。

「補修」で応急復旧 早期開通へ

 国土交通省は2016年9月27日(火)、熊本地震によって寸断された熊本市方面と南阿蘇村とを結ぶメインルートとして、「長陽大橋ルート」(南阿蘇村道栃の木〜立野線)を2017年夏をめどに応急復旧すると発表しました。

 以前は国道325号の阿蘇大橋が最も主要なルートでしたが、地震によって落橋。阿蘇大橋が完成するまでの代替ルートとして、その南側に位置する阿蘇長陽大橋を通るルートを早期に開通させ、阿蘇観光の玄関口となる経路を確保するとしています。

 南阿蘇村では地震によって橋梁やトンネルが損壊し、熊本市方面との主要ルートである国道57号と、村の中心部を結ぶ経路が寸断。同村の立野地区と中心部の移動も、大きく迂回を余儀なくされています。

 阿蘇長陽大橋も橋台の沈下などの被害を受けましたが、専門家による診断の結果を踏まえて、補修により応急復旧する方針が固められ、今回の発表にいたりました。なお、この「長陽大橋ルート」は村道ですが、国の直轄で代行して復旧事業が進められます。

 国交省は、阿蘇大橋についても設計および地質調査を進めており、早期開通を目指すとしています。