TSUTAYA常連の[Alexandros]川上洋平が新作DVDをレコメンド! 今月は、母子の愛と再生を描いたドラマを紹介します



『ルーム』








『ルーム』



7年もの間、小さな部屋に閉じ込められていた若い女性とそこで生まれ育った5歳の息子。部屋から脱出した母子だが、初めての外の世界に戸惑う。



NOW RENTAL

'15年・アイルランド、加

監督/レニー・アブラハムソン

出演/ブリー・ラーソン、ジェイコブ・トレンブレイ



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今年の上半期で一番泣いた作品です



去年、米国で公開された映画です。今年の上半期で一番泣かせてくれました。ブリー・ラーソンが第88回アカデミー賞の主演女優賞を獲ったり、第40回トロント国際映画祭で観客賞(最高賞)を受賞したりと、とにかく絶賛された作品。去年、知人に「観ろ観ろ」と言われて、ようやく今年に入って観たのですが、いやーすばらしかった。



何年も部屋に閉じ込められた母子が脱出を試み、外の世界へ飛び出す。5歳になる息子はその部屋の中で産まれたので、外に出るのはそれが初めて。初めて目にする世界は彼にどう映るのか。母親にとって唯一の救いは息子の存在でした。狭い部屋の中で、ちゃんと愛し、しっかりと育てあげるその姿はとても頼もしいものでした。



「家族への愛」というのは不変なもののはずなのに、何か一つ障害があるだけで意外とズレてしまうものかもしれない。そんなことをこの映画は語りかけてきます。例えば、ラーソン演じる母親の実父が5歳の孫に対する態度。実父は孫に複雑な表情を浮かべます。誰もが「いやそんな顔するなよ、じいちゃん!」と思います。ですが、娘が7年ぶりに無事に帰ってきたのに5歳の息子がいて、手放しで歓迎することができるでしょうか? そんな難しい質問も投げかけてくるのです。



とはいえ重苦しい映画かと言われると答えは「NO」です。巧みな撮影方法がそれをうまくぬぐってくれているからというのもありますが、とにかくこの男の子のマインドが、表情が希望に満ちあふれているからです。初めて見る世界。空、木、生き物、街、そして人々。そういったものに対して初めは恐る恐るですが、どんどん興味を示して受け入れ、「自分もその世界の一員なんだ!」と気付き、喜ぶ姿は神々しくもあります。



いやはや、なんだか実家に帰って、しばらくのんびりしたくなる映画でしたね。私がオススメするまでもないですが、観逃している方はぜひご覧ください。



◆PROFILE



[Alexandros]A写



夏フェス終わりました!

夏フェス終わりました!









[Alexandros]



'01年結成の4人組ロックバンド。メンバーは川上洋平(Vo&G)、磯部寛之(B&Cho)、白井眞輝(G)、庄村聡泰(Dr)。現在までにシングル13枚、アルバム5枚、映像5作品をリリース。



●今後のスケジュール

[ライヴ]

Tour 2016〜2017 〜We Come In Peace〜

■11月16日 横浜アリーナ

■11月22日、23日 京都KBSホール

■12月5日、6日 Zepp Tokyo

ほか



[リリース]

6thアルバム『EXIST!』11月9日発売



[レギュラーTV番組]

毎週月曜22:00〜 「Welcome! [Alexandros]」 (SPACE SHOWER TVにて)



◆[Alexandros] オフィシャルサイト