KARAの元メンバー・知英が、ミュージカル初挑戦。しかも、初主演。そんな舞台が9月23日から始まり、注目を集めている。



この作品は、1966年にブロードウェイで初演された名作「スウィート・チャリティ」。1968年には、シャーリー・マクレーンが主演して映画化もされた大ヒット作品だ。この著名作品に初舞台初主演で挑む知英は、どんな表情を見せているのだろうか。



日本での女優デビュー2年で舞台初主演


ヒロインであるチャリティ・ホープ・ヴァレンタインを演じる知英は、日本で女優として活躍してまだ2年あまりで主演という栄光を勝ち取った。知英はその喜びと、この舞台にかける思いを次のようにコメントした。



「舞台は初めてで、これまでの夢でした。しかも主演ということでもちろん緊張しています。でも、それに負けないくらい稽古してきましたので、ぜひ私の全身を使っての演技を見に来てください」



「スウィート・チャリティ」は、ニューヨークのダンスホールで働くチャリティが主人公。どんなときも前向きなチャリティだが、一方で、お人よしで不器用なところがあり、男に騙されることもしばしば。そんなチャリティが、さまざまな人たちとの出会いと交流する様子が描かれているラブコメディーだ。



女性誌記者がこんな感想を語る。



「知英がソロで歌う『今の私を見てほしい』をはじめ、オスカーとのデュエット『勇敢な人間』など、すぐに耳に馴染むメロディーが多く、親しみやすい舞台に仕上がっています。小気味いいステップやリズム感、キュートな振付けも見事にこなし、舞台に華を添えています。ひとりの女性にとって深刻な生き方の問題を扱っていながら、コミカルな演技と知英の笑顔が満載で、前向きな気持ちになれる。それはとりもなおさず、知英の魅力といっていいのではないでしょうか」



日本語のアクセントに悩まされた



そんな知英だが、稽古で苦しんだ場面があった。それは、日本語のアクセントだったそうだ。知英はKARAでの活動後、日本で女優としてドラマや映画に出演してきた。『地獄先生ぬ〜べ〜』(2014年、日本テレビ系)では、Wヒロインとして出演。翌年には『暗殺教室』に映画初出演した。



『暗殺教室』 (C)2015 フジテレビジョン集英社ジェイ・ストーム東宝ROBOT (C)松井優征/集英社

『暗殺教室』 (C)2015 フジテレビジョン集英社ジェイ・ストーム東宝ROBOT (C)松井優征/集英社




「歌にも自信があり、日本語にはほとんど不自由ないように見える知英ですが、細かい日本語のアクセントがなかなか修正できずに悩んだそうです。ですが、それも持ち前のがんばりで克服。また、ミュージカル特有の発声方法にも努力が必要だったといいます。同じようなミュージカルとしてはセリフも膨大にある難役ですが、そうした心配も杞憂に終わりそうで、もはや、何度も主役を演じてきたような風格さえ漂っています」(前出の女性誌記者)



歌に踊りに芝居、加えて弾けるような笑顔で、耀くような舞台になっている。知英自身は「セリフを間違えたり、アクセントが変でも、大目に見てください」と言っているというが、このミュージカルを成功させると、大女優への道が開けるかもしれない。



「スウィート・チャリティ」は10月2日まで、天王洲銀河劇場で。



(文:高城龍二)



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