行定勲監督が、28年ぶりに復活するロマンポルノに挑んだ映画『ジムノペディに乱れる』が、韓国の釜山で現地日程10月5日より開催されている、第21回釜山国際映画祭のミッドナイトパッション部門へ正式招待され、行定監督と、主演の板尾創路らが、オープニングセレモニーに参加した。



同映画祭がワールドプレミア上映となる本作は、45thロマンポルノリブートプロジェクトの一環で製作された作品。同プロジェクトは、今年で製作開始から45周年を迎える日活ロマンポルノで、行定監督のほか、塩田明彦監督、白石和彌監督、園子温監督、中田秀夫監督ら第一線で活躍する監督陣がメガホンを取り、完全オリジナルの新作を28年ぶりに発表するというもの。先日行われた第69回ロカルノ国際映画祭では、塩田監督の『風に濡れた女』が、ロマンポルノとして初めて国際映画祭のコンペティション部門へ招待され、若手審査員賞を受賞していた。



 

(C)2016日活




同映画祭はアジア最大級の映画祭で、1000人を超えるマスコミが取材に訪れた。約200倍の抽選を勝ち抜いたマスコミ陣のフラッシュのなか、各国から集まった映画人がレッドカーペットを闊歩。日本からは日活ロマンポルノ45周年として制作された本作のほか、『怒り』の渡辺謙など豪華ゲストが登場していた。本作の登壇者は、行定監督、主演の板尾、ヒロインの芦那すみれ、岡村いずみの4名。行定監督は韓国でも人気があり、レッドカーペットに登壇すると、韓国の映画ファンたちから大きな歓声が上がった。



板尾と行定監督は、お互い別作品で参加した2009年の第14回釜山国際映画祭の際に初対面し、それから7年後に行定監督が初めて挑戦したロマンポルノ作品に板尾が主演することとなった。行定勲監督は「板尾さんと初めてお会いしたのは、ここ釜山映画祭。7年後、まさか監督と主演として一緒にレッドカーペットを歩くことになるとは思わなかった」と感慨深そうにコメント。



続けて、「初めてお会いした時、『板尾創路の脱獄王』と僕の作品『パレード』のプロデューサーが一緒で、プロデューサーを介してお会いした。この時、板尾さんは監督として参加されていて、今回の『ジムノペディに乱れる』の板尾さん演じる映画監督の古谷という男は、この時にであった映画監督・板尾創路の印象も影響しています」と話した。一方の板尾は「行定監督と初めて会った釜山国際映画祭で、主演として一緒にレッドカーペットを歩くことができてうれしい」と感激している様子だった。また、あでやかな衣装に身を包んだ女優陣の芦那と岡村は、今回が映画祭のレッドカーペット初登壇となった。


映画『ジムノペディに乱れる』

2016年11月26日(土)より新宿武蔵野館ほか全国順次公開!





芦那すみれ 岡村いずみ 田山由起 田嶋真弓 木嶋のりこ 西野翔 / 風祭ゆき

監督:行定勲 脚本:行定勲・堀泉杏 音楽:めいなCo.

2016/日本/83分/5.1ch/スコープサイズ/カラー/デジタル/R18+ (C)2016日活