11月12日公開、原作・巴亮介、主演・小栗旬×監督・大友啓史のタッグが贈る衝撃のノンストップ・スリラーエンターテイメント『ミュージアム』のジャパンプレミアが都内にて行われ、主演の小栗旬ほか、尾野真千子、野村周平、丸山智己、松重豊、大友啓史監督、そして「カエル男」が登場。集まった1200人の前に姿を見せた。



冒頭の挨拶で小栗が「素晴らしいエンターテイメントの日本映画ができたと思う」と胸を張り、大友監督も「挑戦的な面白い作品ができた。皆さんにお披露目できるのが楽しみ」と作品を披露できることを心底楽しんでいる様子。そんな中、ステージ上には雨が降り出し、雨の日に現れる「カエル男」たちが登場した。



怪しい雰囲気のなか、大量のカエル男たちが。そして傘に覆われているその人が…

怪しい雰囲気のなか、大量のカエル男たちが。そして傘に覆われているその人が…




そしてMCから妻夫木聡の名前が呼ばれると、会場からは割れんばかりの大歓声が巻き起こった。大友監督や野村に「ブッキー!」と茶々を入れられつつ「足元ビッチョビチョですね。カエル男を発表する際に、野村周平の歓声より低かったらどうしようかなと思ってドキドキしていたので、(歓声が大きくて)良かったです(笑)」とコメントして笑いを取った。



妻夫木聡に大歓声

妻夫木聡に大歓声




役を演じてみて「追い詰められていく役なので、撮影している最中はとてもしんどかった」という小栗。「途中で監禁されるシーンもあるので、そのタイミングでは『自分を監禁してくれ』と話して、監禁生活を送っていました」と完全に役に集中するための裏側を明かすと、会場からも感嘆の声が上がった。さらに、小栗演じる沢村刑事と凄まじい駆け引きを繰り広げるカエル男の妻夫木は「映画だからこそできるカエル男を目指した。特殊メイクもしているので、そういった意味でも楽しんでいただけると思います」とコメント。一方尾野が「ずっと叫んでいたので喉が痛かった(笑)。体中が青アザだらけでした」と告白すると、大友監督もそれを初めて聞いたようで「どこで?」と思わず聞き返すほど。



小栗旬

小栗旬






尾野真千子
小栗、妻夫木に負けじと大歓声を受けていた野村周平
松重豊
丸山智己
田畑智子
大友啓史監督





大友監督の現場での演出には「そんなに大変なことはなかったけど、監督は(僕らが演じている)役に感情移入をしながら観ているので、(演技後)その姿を見るのが楽しかった」と小栗は楽しんでいたよう。ベテランの松重にとっても大友組の現場は刺激的だったようで「リハを重ねて徐々に気分を高めるのでなく、いきなり回す。最初からフルスロットルでやらないといけないし、それが面白みでもある。いつ良い芝居を撮られたかわからない、いい緊張感はありましたね」と振り返った。



「一日だけの参加でした」という田畑も「監督とは10年以上前に仕事したときから思っているけど、一番熱量が多いし、監督の声が現場まで届いてくる。役者やスタッフに対する愛情の深い人でもある。監督が100%でくるので、それを上回ろうとするとすごく疲れますね」と濃密な現場の様子を伝えた。



その大友監督はこだわりを聞かれて「難しいですね。全部こだわっているけど、やっぱりカエル。彼が日常に入ったときに、浮かないようにした。あとは、役者を極限に追い込んで、引き出す芝居。役者陣がギリギリをぶつけ合っている芝居を見てほしいですね」と改めて本作を自信を持ってPRした。



イベント中は、終始仲の良さが伺える雰囲気。※野村は妻夫木の耳に何度かフーッと息を吹きかけてイタズラを

イベント中は、終始仲の良さが伺える雰囲気。※野村は妻夫木の耳に何度かフーッと息を吹きかけてイタズラを




撮影ではこだわりのある大友監督だが、「ある雨のシーンで、『ここでは目を開けていてくれ』と言われたけど、雨が振りすぎていて、初めて立っているのに溺れているような感覚になった」(小栗)、「カエル男は完璧主義者。設定として体はめちゃくちゃ鍛えて欲しい。表に出れないから部屋の中でずっと鍛えている設定でと言われ、3〜4ヵ月ジムに通って体を作ったのに、現場に入ったらそのシーンがなかった(笑)」(妻夫木)、「僕が宙吊りになっているシーンでは、(撮影の)昼休み以外はずっと吊るされていた。これも監督の試練かなと思って耐えていたんですが…」(野村)とキャスト陣から次々に“罪”を暴露され、観念すると「僕有罪でいいよ」と謝罪。それでも「あいつ(野村)は吊るしたくなるからね(笑)」と抵抗を見せて笑いを誘った。



全国をPRしてまわるというカエル男たち

今後、全国で本作をPRしてまわるというカエル男たち




ステージイベント後には、登壇者全員で観客たちの待つグリーンカーペットへ。短い間ではあったが、ファンとのふれあいを楽しんでいた。



ご機嫌の大友監督

ご機嫌の大友監督






松重豊
仲良くサインする野村と妻夫木
小栗旬
カエル男たちもちゃっかり人気者


映画『ミュージアム』

11月12日(土)全国ロードショー





出演:小栗旬 尾野真千子 野村周平 丸山智己 田畑智子 市川実日子 伊武雅刀 / 大森南朋 松重豊 / 妻夫木聡

原作:巴亮介『ミュージアム』(講談社「ヤングマガジン」刊)

主題歌:ONE OK ROCK “Taking Off” (A-Sketch)

監督:大友啓史

脚本:髙橋泉 藤井清美 大友啓史

音楽:岩代太郎

製作:映画「ミュージアム」製作委員会

制作プロダクション:ツインズジャパン