映画『疾風ロンド』が11月26日(土)より全国公開となる。本作は、日本を代表する人気作家・東野圭吾により書き上げられ、瞬く間に100万部を売り上げた同名小説「疾風ロンド」(実業之日本社刊)の実写映画化。今回、阿部寛、大倉忠義、大島優子、堀内敬子、戸次重幸、濱田龍臣、志尊淳、野間口徹、麻生祐未、柄本明、吉田監督と豪華キャストが登壇する完成披露試写会が行われた。ゲレンデをイメージした“ホワイトカーペット”の上を超豪華キャストが次から次へと歩いてステージに登場!「疾風ロンド」ロゴが刻まれたうちわを手にしたファン500名と一緒に、巨大“疾風機 “(扇風機)で雪山ならぬ風船の山を飛ばしてヒット祈願をした。



極寒の撮影を乗り越えたキャスト・スタッフによる撮影エピソードとは!?



雪山での撮影について聞かれると、阿部は撮影初日について「その日凄く寒くて、雪も凄く降っていたんです。エベレストでの撮影も経験していますがそれよりも寒かったです。(笑)」とコメント。すると大島は「今年の野沢温泉はなかなか雪が降らなくて…。阿部さんが来たら、雪がないのではと心配しましたね(笑)でも、阿部さんが来る前日から大雪が降っていました」と話し、主演の阿部は“雪男”だと話した。



一方堀内は「私はみなさんと違って、スキー場での撮影があけてから現場に入りました。ずっと阿部さん、柄本さんとの共演でしたが、実は大倉さんとも共演したかったです。(笑)」と、大倉と撮影をできなかったことを残念がっていた。



北海道出身の戸次は高校まではスキーをやっていたそうで、「今回25年ぶりのスキーだったので、練習もして現場に入ったのですが、意外と(滑るのはなく)スキー板で歩くシーンが多かったのが印象に残ってます(笑)」と告白。



濱田は「望月くん、前田くんと同じ部屋で泊まっていたので、修学旅行みたい感じで楽しい現場でした。阿部さんとは身長の話をよくしてました。(笑)」と話すと、阿部は「あの時期、すごく成長期で、ものすごく食べていましたね(笑)。でも、最近はやせたのね!?」と濱田の成長に驚いていた。



志尊は泊っていたホテルに温泉がついていたことを思い出し、露天風呂をみていたところムロが満喫していた様子を目撃。「そこでご挨拶もあれだなと思って脱衣場で時間潰して、ご挨拶しました。ムロさんが『今貸切だから今いきなー!』と声かけてくださいましたね。」とムロとのエピソードを。



吉田監督は「撮影はそこまで大変ではなく、温かい街でしたね。コンビニに入ろうとしたとたん、すごいでかいパーカーの人に声かけられ、びっくりして振り向いたら、大倉さんでしたね(笑)監督!って一声かけて欲しかったです」と話した。



続いて思わず笑ってしまったシーンについて聞かれると阿部は「大倉さんとの初めての撮影で雪山の穴に落ちるシーンでしたが、監督のいじめなのか、なかなかカットをかけてくれなくて(笑)大倉さんも早々にその場から逃げてしまったって(笑)その1分間気まずい時間が進み…、アドリブで何とか対応したんです。でも、しっかりとその場面は使われてましたね。」と告白。阿部以外のキャストはその様子を楽しんでいたようで、監督は「そのアドリブが起こった瞬間、爆笑でしたね(笑)」と話した。



雪山にかけて、埋めて隠したいものは?と聞かれ、大倉が「僕もこの世界に入る前の話なんですけど、林間学校で先生が怖い話をするとなって、そのとき隣に好きな子がいたんです。なのに、何故か思いっきりオナラしました。『お前屁こいたやろ』ってすぐ隣の奴のせいにしましたが…。完全に僕がしたのはバレていたと思います。」と話すと、会場は爆笑の渦に!



そして、ステージ上の全員で「疾風ロンド旋風」という掛け声にあわせ、集まったみなさんの「フキアレナサイ」!という大きな声がイベント会場に疾風を巻き起こし、なんと!舞台に飾られた山の布から、300個の風船が大空へ!! 雪山から直径2mの疾風機が姿を現し、完成披露プレミアムイベントの熱気も風船のように高く舞い上がったところでイベントは終了した。



続く完成披露舞台挨拶では「また、理数系の変わった男を演じました、阿部寛です」というご挨拶でスタート。大倉は「やっと、みていただけることが素直に嬉しい。じっくり、みていただきたいです」と気持ちを伝え、劇場のスタッフが出演者として気付かなかった堀内さんのエピソードや、ホームシアターのようによく来ている映画館で舞台挨拶をして感無量な戸次さん。最後は、「映画というのは、観客にみてもらって初めて完成するという話もありますが、感激…泣いてはいません!」という吉田監督。「六本木では、NHK時代にすごく刺激を受けていた大友監督の新作イベントが同じ時間帯で行われているようですが、負けないぞ!」と豊富を語った。



役を演じてみての感想を聞かれると、阿部は「もともと吉田監督のファンだったので、この仕事を受けました。実際、参加させていただいて吉田監督の発想など、いろいろ自由にやらしてくれて、すごく安心して挑めました。あっという間にみられる映画でしたね。現場では、30年ぶりのスキーだったので、練習させてくださいと言ったら、大倉くんもついてきてくれて、ただ、気付いたら下でもがいていた大倉くんを発見して親しみを感じましたね。(笑)」とコメント。



大倉は「趣味になぜかスキーと書かれてしまっていて、何かの手違いでね。(会場に笑いが)、実際はスキーは3回目で板の持ち方から教えてもらいました。映画ではすごくうまく滑るようにみえたので、映画ってすごいなーと思いました。スノーモービルも、自分で運転させてもらったのですが、ゴーグルをかけていて…(笑)僕ってわかりづらいですけど、僕って思ってみててください。」と自分の出演シーンをアピール。



それに対し大島は、「私はちゃんと趣味でスノーボードと書いてますよ(笑)。この話が来た時は本当に嬉しくて、9歳頃からスノーボードをやっていましたので」と自信満々でコメント。MCに「大倉さんとは滑りましたか?」と聞かれると、「滑りました。すごい大回転を繰り広げてましたね。(笑)」と笑っていた。



今回の撮影のメインが雪山ということで、「雪山で素敵だったあの人、助けられたあの人は?」といいう質問について、大倉が、「雪山の撮影ですべっちゃいけないところですべるシーンでは大島さんに押されてしまい…『助けろよ』と思ったことはあります。」と話すと、大島は「はい、押しました。べたっと顔が雪についてましたよね。ごめんなさい。謝るタイミングを見計ってました。(笑)」と素直に謝っていた。



最後に、原作者の東野圭吾氏が本作を大絶賛していると聞いて、吉田監督は「素直に嬉しいです。東野さんはものすごくスノーボードが好きな方で、スキーやスノーボードのシーンなど、わかる人がみても納得するシーンを求めてられてましたが、東野さんが(本作をみ終えて)僕の顔をみて笑顔だったので”報われた”と思いましたね。『これは、見たことない』とおっしゃっていたので、ストーリーや映像すべてがうまくいったと。ずっとファンだった東野さんからのコメントもいたただいてとてもよかったです」と喜びを語った。


映画『疾風ロンド』

11月26日(土)より全国ロードショー







出演:阿部寛、大倉忠義、大島優子、ムロツヨシ、堀内敬子、戸次重幸、濱田龍臣、志尊淳、野間口徹、麻生祐未、生瀬勝久、柄本明

監督:吉田照幸

原作:「疾風ロンド」 東野圭吾(実業之日本社刊)

脚本:ハセベバクシンオー、吉田照幸

配給:東映