10月18日(火)都内にて、ジョージ朝倉原作、別冊フレンド連載の大ヒット少女漫画の実写映画『溺れるナイフ』の完成披露試写会が開催された。イベントには、山戸結希監督をはじめ、主要キャストの小松菜奈、菅田将暉、重岡大毅(ジャニーズWEST)、上白石萌音、志摩遼平(ドレスコーズ)が登壇。撮影の裏話が語られた。



本作は、都会からきたティーン誌のモデル・夏芽(小松菜奈)と、地元の神主一族の跡取り・コウ(菅田将暉)の“一生に一度の”ラブストーリーを描いた物語だ。本作の撮影は、昨年の秋に和歌山で17日間という短期間で行われた。そのためスケジュールや天候に大変なシーンも多かったよう。イベントでは、スクリーンに劇中の場面写真が映し出され、そのシーンについて撮影秘話が語られた。



上白石、驚きの役作りは、たったの4日間!?



上白石の増量にスダもびっくりで…

まるで別人の上白石だが…(上:高校生/下:中学生)




地味なクラスメイトで、モデルだった夏芽の大ファンの松永カナを演じた上白石。スクリーンにカナの中学生時代と高校生時代を比較した場面写真が映し出されると、その別人ぶりに会場がどよめいた。このシーンについて上白石は「私もこの比較写真を初めて見たときに思わず笑いました(笑)」とコメントしながらも「衣装合わせの時に監督に『太って』と言われて、中学生時代の撮影までに体重を増やしました…。その後、4日間撮影に空きができて、そこで体重をおとしました」と驚きの役作りを告白した。



上白石の役作りに、共演者もびっくり!

上白石の役作りに、共演者もびっくり!




上白石の役作りに驚いた菅田は「どうやったん?タオルかぶってストーブの前で…」と言いかけると、重岡からすかさず「ボクサーやん!」とつこっみが飛んだ。大阪出身の菅田と重岡、見事なコミュニケーションで会場を沸かせた。



小松「私、沈まないんです…」



このシーンに重岡が…

このシーンに重岡が…




夏菜と航一朗が海の中で見つめ合うシーンについて、菅田は「台風直前の荒れた海での撮影で下にダイバーも待機して行いました」と過酷な撮影当時を振り返った。小松も「寒かったです…。制服も重いんですが、おもりをつけてました」とコメント。菅田は「この子、なぜだか沈まないんです(笑)」と小松の意外な体質を明かした。そんな苦労続きのシーンだが、菅田は「この映画の核となるような、『溺れるナイフ』を象徴するシーンです」と語った。本作の中でも必見のワンシーンだ。



小松菜奈「私沈まないんです…」

小松菜奈




一方で、重岡はこのシーンについて「メッチャいいシーンです。普通の青春映画が壁ドンですが…これは海ドボン。ただ甘いだけじゃない…海水だけにね!」と洒落の効いたコメントで会場を盛り上げる。すると菅田は「これ進行台本に書いてあったセリフをそのまま言ってるだけですよ(笑)」と暴露。重岡も思わず「言うなっ!(笑)」と少し恥ずかしげな様子を見せた。



スダが暴露した内容とは…

菅田の暴露に重岡もハニカミ恥ずかしそうな様子をみせた






イベント最後に監督は「2016年良い映画が多い中、その中で本作は何が負けないのか?考えていました。本作は、今の女の子の心に寄り添っている一番の映画だと思っています。見てくれる子が、『自分のための映画だ!』と思える映画だと思っています」と映画への熱い思いを語った。



登壇者の中でも一番緊張していた山戸監督

実は、登壇者の中で一番緊張していた山戸監督。本作について「私にとって映画を撮る原体験でした」とコメントも




終始和気あいあいとしたキャストたち。監督は「立っているだけで青春映画みたいなキャストのみなさんでした。この(学生役の)4人の中で何かあるんじゃないかと妄想していました」と周囲を驚かす告白も。本作では、監督が思わず妄想してしまう胸キュンなキャスト達の雰囲気にも注目したい。



イベント中も終始笑いの絶えないメンバーだ

イベント中も終始笑いの絶えないメンバーだ



映画『溺れるナイフ』

11月5日(土)TOHOシネマズ渋谷ほか全国ロードショー





小松菜奈、菅田将暉

重岡大毅(ジャニーズWEST)、上白石萌音、志磨遼平(ドレスコーズ)

原作:ジョージ朝倉「溺れるナイフ」(講談社「別フレKC」刊)

監督:山戸結希

主題歌:「コミック・ジェネレイション」ドレスコーズ(キングレコード)

脚本:井土紀州、山戸結希

音楽:坂本秀一

製作:「溺れるナイフ」製作委員会(ギャガ/カルチュア・エンタテインメント)

助成:文化芸術振興費補助金

企画協力・制作プロダクション:松竹撮影所

制作プロダクション:アークエンタテインメント

企画・製作幹事・配給:ギャガ