10月よりTVアニメが放送される『3月のライオン』。作中に登場するキーパーソン、川本あかりを演じる声優・茅野愛衣さんに、アニメや原作コミックについて伺った。



◆PROFILE

Ai Kayano/東京都生まれ。本間芽衣子役を務めた'11年放送のTVアニメ『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』で、初めてヒロイン役を演じる。以降も『ちはやふる』や『斉木楠雄のΨ難』など、話題のアニメに多数出演。



思いやりがあって、“女神感”もある!



プロの将棋棋士である高校生・桐山零を軸に、さまざまな人物の想いを鮮やかに描いた人気コミック『3月のライオン』。今年10月より放送されるTVアニメ版には、零が出会う天真爛漫な3姉妹の長女・川本あかり役で、声優の茅野愛衣さんが出演する。



作者の羽海野チカ先生の絵やお話が大好きで、一ファンとして『3月のライオン』のアニメ化を楽しみにしていました。私自身が出演させていただけるなんて、本当にうれしいです。オーディションを受けてから結果が出るまでは、なかなかコミックが読めなくて。合格したと聞いてから、全巻一気に読みました(笑)。



――茅野さんが演じるあかりは、3姉妹の長女であり、妹たちの母親役であり、23歳らしい愛らしさや美しさを持つ人物。



あかりからは、女性のいろんな面が見えます。一番の魅力は思いやりのあるところ。家族だけでなく、零君への接し方も優しくて…“女神感”があります。あかりを演じるには“優しく寄り添う演技”が必要だと感じました。彼女を通して、私自身も登場人物たちを見守っていきたいですね。



アフレコを重ねるほど、家族っぽさが出てくる



――アフレコの雰囲気は?



他のキャストさんと一緒に収録できているので、皆さんの声を聞きながら作品の空気を作ることができています。おかげで、川本家の温かくにぎやかな雰囲気は、かなり再現できたはず。アフレコを重ねるほど、家族っぽさが増していくんです。



実は、アフレコのあとにキャスト陣や新房昭之監督、そして羽海野さんもご参加できるときは来ていただいて“ご飯会”をやっています。集中してアフレコをしたあとは、ご飯会でたくさん作品に関するお話をしているんです。新房監督と羽海野さんのやり取りは、女の子同士の会話みたいで(笑)。なかなか無い機会なので、すごく楽しいです。



今の私だからこそ演じられる役だと思う



――あかりの声は、どのように作り上げましたか?



オーディションの時も合格後も“こういう声を求めている”と明確に指定されたわけではないので、私の思うままに演じています。演じ方を任せていただいている分、期待に応えたいという気持ちが強いです。きっと、デビュー直後の私では、あかり役はできませんでしたね。少しずつ周りが見えるようになった今の年齢だからこそ、演じられている気がします。



――アニメ版の見所は?



完成形はまだ観られていませんが、漫画とは違った、アニメならではの表現が詰まった『3月のライオン』になっていると思います。映像の美しさはもちろん、細かなところにも作品への愛が詰まっています。原作と見比べるのもおもしろいかもしれませんね。



(取材・文:倉内夏海/撮影:喜多二三雄/スタイリスト:鬼束香奈子/ヘアメイク:宇賀理絵)

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><インタビュー>TVアニメ『3月のライオン』川本ひなた役・花澤香菜



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