今でこそロック・バンドがポップスと同じように市民権を得ているが、そうなったのは80年代にバラエティに富んだバンドが多数登場したから。ポップなサウンドからアンダーグラウンドなスタイルまで、80年代に大活躍したレジェンドたちをあらためて聴いてみよう。


(TSUTAYA音楽バイヤー)

80年代を疾走したグループの最終ライヴ


80年代のJ-RCKといえば、誰もが名前を挙げるスーパー・グループ。彼らが1988年に東京ドームで行っった解散コンサートを収録したラスト・アルバム。氷室京介の魂をゆさぶる歌と、布袋寅泰が弾くトリッキーなギターは、いつ聴いても鳥肌が立つ壮絶さ。









LAST GIGS


演奏者
BOΦWY

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強烈なメッセージを込めたカリスマのデビュー作


日本のパンクの頂点であり、ロック史に残る80年代の金字塔。ヴォーカルのヒロトとギターのマーシーを中心とした4人組が、ありったけのパワーと皮肉を込めたメッセージで圧倒的な支持を得た。メジャーデビュー曲でもある「リンダリンダ」を収録。







THE BLUE HEARTS



THE BLUE HEARTS


演奏者
THE BLUE HEARTS

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NOKKOの類前なヴォーカルが爆発する傑作


1984年にデビューした彼らが、大ブレイクした記念碑的な傑作。土橋安騎夫のキーボードを中心としたカラフルなサウンドと、NOKKOのパワフルなヴォーカルの融合はかなり画期的だった。ドラマのタイアップで大ヒットした疾走感いっぱいの名曲「フレンズ」収録。







REBECCA IV 〜Maybe Tomorrow〜



REBECCA IV 〜Maybe Tomorrow〜


演奏者
レベッカ

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奥田民生在籍バンドのコンセプト・アルバム


奥田民生をメインに据えたバンドが、1989年に発表した出世作。冒頭からオーケストラの演奏や子どもが歌うなど、風雨のロック・バンドにはない遊び心満載。一風変わった雰囲気を醸し出しているのが今聴いても新鮮だ。「大迷惑」は彼らにとって初のシングルとして大ヒットした。


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服部



服部


演奏者
ユニコーン

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セクシーな男女ツイン・ヴォーカルの異色バンド


メイン・ヴォーカルがKONTAと杏子という男女二人というだけでなく、ソプラノ・サックスをフィーチャーし、いまみちともたかの空間的なギターが演出するという、何から何まで規格外だった5人組。男女の機微を描いた色っぽい歌詞でも、他の追随を許さない存在だった。







Barbee Boys



Barbee Boys


演奏者
バービーボーイズ

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ファンクやソウルを咀嚼したエンタメ・バンド


石井竜也ことカールスモーキー石井を擁した大編成グループ。ロックからブラック・ミュージックまでを取り入れた幅広い音楽性けでなく、演劇の要素を加えたシアトリカルで笑いのセンスに溢れたステージングも話題だった。「浪漫飛行」は後にドラマに使用され大ヒット。







KOMEGUNY



KOMEGUNY


演奏者
米米CLUB

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薔薇とワインが似合うロックンロール・バンド


レベッカの初期メンバーだったギタリストの木暮武彦と、ヴォーカルのDIAMOND☆YUKAIを中心に結成され、1986年にメジャー・デビューした。キャッチーなメロディーとシンプルなロックンロール・サウンドで人気を呼び、後続のバンドにも大きな影響を与えている。







THE WORLD OF RED WARRIORS



THE WORLD OF RED WARRIORS


演奏者
RED WARRIORS

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辻仁成の文学的なセンスが光るグループ


現在では芥川賞作家として著名な辻仁成が、80年代にメイン・ヴォーカルを務めていたロック・バンド。UKのニューウェイヴやポスト・パンクを思わせるサウンドと、内省的な歌詞を持つ楽曲が当時は斬新だった。解散後に「ZOO」がドラマの主題歌に使用されて大ヒットした。







BEST OF BEST



BEST OF BEST


演奏者
ECHOES

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熱狂的信者を生んだロックンロールの風雲児


エディ・コクランやボ・ディドリーといったロックンロールやリズム&ブルースを、ロック・バンドのフォーマットに落とし込んだ1980年のデビュー盤。大江慎也の泥臭い歌声と、花田裕之のルーズなギターが抜群だ。その後音楽性は変化していくが、彼らの原点として不動の傑作。







THE ROOSTERS



THE ROOSTERS


演奏者
ルースターズ

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エキセントリックなパンク・シーンの開拓者


UKのパンク・ムーヴメントを日本に持ち込み、日本のパンク・シーンを作り上げた伝説のグループ。オリジナルだけでなく、日本語詞を乗せたカヴァーも新鮮だった。特にクラッシュをカヴァーした「東京イズバーニング」は、過激な歌詞で大きな波紋を呼び削除を余儀なくされた。







アナーキー



アナーキー


演奏者
アナーキー

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