韓国ではデビュー10周年のプロジェクトとして映画「BIGBANG MADE」の公開や、コンサート「BIGBANG 10 THE CONCERT:0.TO.10」などを行ったBIGBANG。そのプロジェクトの一環として、10月30日までソウルで開催されている展示会「BIGBANG10 THE EXHIBITION:A TO Z」をレポートする。(文&写真:坂本ゆかり)


会場は、最近、工場をリノベーションしたカフェやショップが出てきて、おしゃれスポットとして注目されはじめた聖水洞(ソンスドン)。駅からほど近い古い倉庫1棟がまるっと会場に。



  

  




BIGBANGの過去、現在、そして未来を可視化したという展示会は、アルファベットのA〜Zの中からメンバーが26個の単語を選び「BIGBANGを見る5つの視線」というテーマに合わせて構成されている。メンバーたちのアイディアが取り入れられているのはもちろん、メンバー自身が作りあげた作品も多く展示されている。特に情熱を傾けて参加したのが、アートコレクターとしても知られるT.O.Pだという。



ファンからのメッセージが書かれた旧YG社屋の壁



会場を入ってすぐ目に入るのが、落書きが書かれた大きなコンクリートの壁だ。



「10周年を迎え展示会を開くことにしたときに、一番最初に浮かんだのがこの壁だった。多分BIGBANGを一番最初に応援してくださった方々が残したものなので展示したかった」と記者会見で言っていたが、彼らが長い時間を過ごしてきた練習室がある旧YG社屋の壁に書かれたファンからのメッセージだ。その壁を解体して展示しているそう。



また、この壁の裏側には、メンバーからの返信ともいえるメッセージが書かれているので、訪れた際には裏側もチェックしてみてほしい。






会場に入ると現れるファンが落書きをした壁






写真は、表側。この裏面にメンバーのメッセージが






着るのを拒否った衣装も今見てみるとカワイイ(SOL)



目を引く展示のひとつが、「Icon」と名付けられた2面を鏡で囲まれた部屋に展示さた巨大な立体物。



なんと、これは彼らがこの10年間に着用した衣装を積み上げてオブジェにしたもの。

メンバー自身もこの作成に参加したそうだが、SOLは右上方の青いベースボールジャケットを「「最後のあいさつ」の時に、着るのを拒否った衣装だけど、今、見てみるとなかなかカワイイなって思える」と発言していた。






SOLの衣装は、タワーの右上に。裏面も鏡で見られる






積み上げられたシューズ。見たことのある衣装も






“BAE BAEヌナ(お姉さん)”の石像がバラバラに…



立体で目を引いた作品といえば、「Dream & Challenge」のコーナー。



こちらには、「BAE BAE」のMusic Videoに登場した天使の石像がバラバラにされた姿で展示されている。その前面の壁には、BIGBANGメンバーたちがハンマーで石像を破壊する姿が映し出されている。



ちなみに、メンバーたちはこの石像を“BAE BAEヌナ(お姉さん)”と呼んでいたが、ブラックライトが施された別のコーナーにも、「BAE BAE」に登場したマネキンが作品の一部として展示されているので探してみては。






「BAE BAE」の巨大な天使像がバラバラに






制作過程が手前の巨大スクリーンに映し出される






メンバーたちが伝えたい心を表現したペイント作品



ファンとして一番注目してほしいのは、「メンバーたちが伝えたい心をキャンバスに表現した」というペイント作品だ。残念ながらこの展示会には作品ごとの詳細な説明がなく、バックボーンが不明な作品もあるのだが、メンバー自身が作品について語ったものを紹介しよう。



「白の厚いテクスチャを活かした」とT.O.Pが言う作品のセンターに描かれている円は、メンバー5人の顔を抽象的にしたものだという。



最初は、ハンドプリントからスタートしたそうだが、最終的に手形は左の角にわずかに残る程度に。左右にあるカラフルな部分は、彼らを囲む痛み、孤独、幸せを表すという。



 

 




黄色の大作は、SOLとG-DRAGONの作品。



黄色は彼らのファンであるVIP(ファンクラブ名、ファンの総称)を、そして点はステージから見えるVIPのかざすペンライトの光を表現。そして横に引かれた5本の線は、「MADE」のロゴで5人のメンバーを表すそう。ふたりは、BIGBANGの曲を書けながらこの作品を描いたという。







「THE WAVES」というタイトルが付けられた小さな連作は、SOLによるもの。左は真ん中の波をズームしたもので、「本当の姿」を表している。

そして、右にある黄色はVIPで、「ファンとひとつの波になる」ことを表しているそう。






SOLの作品「THE WAVES」






「ANGER」と名付けられた作品。小作が並ぶ






V.Iのペイントと、D-LITEのハンドプリント









鮮やかな蛍光のゾーンの作品もメンバー作






小物までじっくり観察すべし








メンバーそれぞれの写真をコラージュした作品






















他にはこんな作品も!



紹介した作品以外にも、インタビュー、ミュージックビデオ、練習風景、ライブなどの映像作品を巨大なマルチスクリーンやVRで楽しめるコーナーや、なつかしい写真やアート作品なども展示されている。







アクティブなライブ写真


PVや練習風景などの映像もアートの中に映し出される


壁面を囲む巨大マルチスクリーンにはライブ映像が


アプリの体験コーナー。他にVR試聴のスペースも


これまでリリースされた作品たち








作品以外も充実!



展示物以外にも、屋上には大きなタペストリーが貼られた休憩スペースが。








屋上の休憩スペース






屋上には、巨大なタペストリーも






また、グッズショップやYGが立ち上げたコスメブランド「moonshot」のショップ、10周年スペシャルメニューのあるカフェも設置されている。チケットは予約なしでも当日窓口で購入可能。駅から近く、わかりやすい場所なので、ソウルを訪れる方はぜひ!








グッズショップ






コスメコーナー






BIGBANG 10 THE EXHIBITION A TO Z



開催場所:ソウル特別市ソンドン区ヨンムジャン15キル11「Sファクトリー」



地下鉄2号線聖水(ソンス)駅3番出口 徒歩3分



開催日時:2016年8月5日〜10月30日 12:00-20:00 月曜休館



料金:12000ウォン(約1200円)





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