ロックの中でもプログレは難易度が高いと思われている。でもよく聴くとこんなに面白い音楽はない。最近のJ-POPでも、サカナクションやゲスの極み乙女。など、プログレのエッセンスを取り入れたバンドも増えている。今こそプログレを聴いておくべきタイミングなのかもしれない。


(TSUTAYA音楽バイヤー)

ジャケットのインパクト同様に強烈な傑作


プログレで1枚選ぶなら、間違いない1969年の大傑作。ロック・バンドのフォーマットながら、サックスやフルートを取り入れてジャズやクラシックの要素を効果的に用いた幻想的な雰囲気が見事。ロバート・フリップのギターと、グレッグ・レイクのヴォーカルの対比が美しい。









クリムゾン・キングの宮殿


演奏者
キング・クリムゾン

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ダークでサイケデリックなコンセプト作品


全世界で5000万枚以上も売れているといわれている1973年発表のモンスター・アルバム。笑い声、レジスター、時計の針音、心臓の鼓動などが随所に散りばめられた幻想的なサウンドが特徴で、アルバム全体が1曲のようにつながっているコンセプト・アルバムの金字塔。







狂気



狂気


演奏者
ピンク・フロイド

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クラシカルで叙情的で気品に満ちた大作


プログレ屈指の名曲「ラウンドアバウト」が冒頭を飾る1971年の代表作。リック・ウェイクマンのクラシカルなキーボード・プレイを軸に、ジョン・アンダーソンの内省的なヴォーカルや複雑ながらグルーヴするリズム、テクニカルなギターなど一瞬たりとも聴き逃せない。







こわれもの



こわれもの


演奏者
イエス

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超絶テクニックで名曲をアレンジしたライヴ盤


キーボードのキース・エマーソン、ベースのグレッグ・レイク、ドラムスのカール・パーマーという技巧派が集まったスーパー・トリオ。ムソルグスキーの組曲を完全に自分たちの世界観で再構築しており、クラシックとロックの融合という意味では誰もが認める1971年の最高傑作。







展覧会の絵



展覧会の絵


演奏者
エマーソン、レイク&パーマー

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ストーリー性を持ったシアトリカルなロック


80年代以降はフィル・コリンズを中心としたポップなロック・バンドとして知られているジェネシスだが、1975年の本作発表時はプログレの代表的なグループだった。2枚組に目一杯つめ込まれたシアトリカルな楽曲群が今も新鮮。ピーター・ガブリエル在籍最後の作品。







ザ ラム ライズ ダウン オン ブロードウェイ



ザ ラム ライズ ダウン オン ブロードウェイ


演奏者
ジェネシス

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英国特有の陰影をもったシンフォニックな名作


プログレ・バンドでは最古参のひとつで、本作は1971年に発表した7作目。メロトロンという初期のシンセを大々的に用いた豪快なロック・サウンドに、クラシカルなオーケストレーションや民族音楽的な要素を取り入れて壮大な雰囲気に仕上がっている。







童夢



童夢


演奏者
ムーディー・ブルース

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エレクトロニクスに彩られたプログレ・テクノ


YMOにも大きな影響を与えたテクノポップの元祖といわれるドイツのグループが、1974年に発表したコンセプチュアルな作品。全編シンセサイザーで演奏されており、ヴォコーダーのヴォイシングも効果的。22分に渡って繰り広げられる表題曲がドラマチック。







アウトバーン



アウトバーン


演奏者
クラフトワーク

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スタジオでの実験が詰まったプログレ・ポップ


卓越したテクニックを持つギタリストであり、マルチ・ミュージシャンでもあるトム・ショルツを中心としたロック・バンド。とはいえ、1976年発表のこのデビュー作は、ほとんどの楽器を自身で演奏し、膨大な時間をかけてダビング。壮大なポップ・ロックを作り上げた。







幻想飛行



幻想飛行


演奏者
ボストン

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プログレの名プレイヤーが集ったポップ・ロック


ジョン・ウェットン、スティーヴ・ハウ、カール・パーマー、ジェフ・ダウンズというベテラン・ミュージシャンで構成されたグループが、1982年に発表したデビュー作。全員がプログレ界の猛者ではあるが、あえてポップなロックにトライしたのが成功の鍵だった。







詠時感〜時へのロマン〜



詠時感〜時へのロマン〜


演奏者
エイジア

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プログレ出身シンセサイザー奏者の傑作サントラ


ギリシャ出身でアフロディテズ・チャイルドというプログレ・グループで活躍したシンセサイザー奏者が、1981年に手がけて大ヒットした映画のサウンドトラック。聴き慣れたテーマ曲以外にも、練りこまれたドラマチックなサウンドが堪能できる。







炎のランナー



炎のランナー


演奏者
サントラ 洋画オリジナル

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