名古屋発の4人組ロックバンド、04 Limited Sazabysが2017年2月11日に初の日本武道館に立つ。



2015年4月のメジャーデビューから約1年半。特にメジャー前夜と言われた2014年頃からはインディーズながらライブの動員がツアーのたびに倍々に増えていくという急成長を遂げたため、一見すると彼らは順調なバンドヒストリーを歩んでいるように見えるかもしれない。



だが、結成は2008年。ここまでに来るのに8年かかった。最初の5年は結果が出なかった。そんなバンドが掴み取った日本武道館だ。憧れと呼ぶにはあまりにも遠すぎた場所に、人間的にも逞しく成長した4人が、周囲に集まったすべての人の気持ちに応えるために立とうとしている。武道館まで4ヵ月。いまの心境をメンバー全員に訊いた。(インタビュー&文:秦理絵 撮影:西槇太一)


―まずは初の日本武道館公演、おめでとうございます!



全員:ありがとうございます。



―いま武道館のステージに立つ自分を想像したときに、どんな気持ちになりますか?



GEN(Vo・B):やっぱり重みを感じますよね。錚々たるアーティストがやってきた場所なので。そこでワンマンライブをやるっていうことは、それに相応しい、似合うアーティストにならなきゃいけないなっていうプレッシャーは感じてます。



―まだ自分たちは相応しいとは思えてないってこと?



GEN:やったことがない場所ですからね。未体験ゾーンじゃないですか。正直、相応しいかどうかもわからない感じです。



―KOUHEIくんは?



KOUHEI(Dr・Cho):まだ実感はない感じなんです。自分たちがバンドを組んで、武道館に立つなんて、バンドを組んだときから思い描いたことすらなかったので。武道館はDVDとかで見るようなところだと思ってたんですよ。そこに立つアーティストは生まれたときから違うんだなっていう感じだと思ってたので。気づいたら自分が立つのか、みたいな。ここまで来られたのも応援してた人がいたからですね。本当に感謝です。



―バンドとして「このステージに立ちたい」っていう目標の場所はあったんですか?



KOUHEI:最近で言えば、主催した「YON FES」のモリコロパークですけど、それもバンド結成当時からの目標ではないですからね。しいて言うなら、名古屋のダイヤモンドホールでライブをしたいっていうのは、わりと早い段階で言ってたかもしれないですけど。それから先のことは考えてなかったというか。みんなが考えさせてくれた場所が多いんです。



―RYU-TAくんとHIROKAZくんはどうですか?



RYU-TA(G・Cho):僕はお客さんで日本武道館行ったことがあって。20歳のときに横山健さんのライブで。そのとき、日本武道館がわからなくて、東京武道館に行ってしまったんです(笑)。初めて見たときに、こんなでっかいところでやってるんだって思いました。自分たちがそこでやる実感はまだないですけど、僕は中津川市っていう田舎から出てきて、名古屋に出て、東京に来たので。中津川代表みたいな感じで見られると思うんです。そういう意味でも地元に還元できるようにがんばろうと思います。



HIROKAZ(G):誰もが知ってる会場ですよね。うちの親も決まったときに「ああ、あそこかあ、知ってるわあ」みたいに言ってたんです。親世代でも知っているというか、それはうれしかったです。



―武道館は親孝行でもあるんですね。



HIROKAZ:そうだと思います。



GEN:僕らはまだ正直、実感もないし、目指してたわけではないんですけど、発表したら、みんなが喜んでくれたんですよ。「おめでとう」って言ってくれたのたで。やっぱりおめでたいことなんだなっていう。RYU-TAも「地元の中津川市を……」って言ってますけど、地元の人からしたら、「あの子、武道館に立つんだ」っていう感じなんです。音楽に詳しくない人でもわかる、印籠みたいな(笑)。みんなが喜んでくれるのはうれしいですね。



ロックシーンを俺らの世代で取り返せるんじゃないかと思ってる







―RYU-TAくんは初めて日本武道館で見たのがKEN YOKOYAMAさんって言ってましたけど、他のメンバーが最初に武道館で見たアーティストは誰ですか?



GEN:実は武道館に行ったことがなかったんですよ。1年ぐらい前に初めて武道館のライブを見に行ったんです。KEYTALKのライブを。その日、僕らはリリース日だったのでかなりバタバタした1日だったんですけど、その合間に少しだけ見に行きまして。見れたのは30分ぐらいだったんですけど、お客さんが10人いないようなガラガラのライブハウスから一緒にやってきたバンドなので。“そいつらがいま日本武道館でやってるんだなあ”っていう事実だけで、ぐっときちゃいました。



―日本武道館公演をやること自体が決まった時はどうでしたか?



GEN:正直、やろうという話をしていた時、初めはとても立てる自信がなかったんです。「本当にGOして良いのか?」っていう不安はあったんですけど。いまはやるしかないなっていう覚悟は決めましたね。







―「やるしかないな」って覚悟を決められたきっかけはありました?



GEN:「YON FES」っていう大きいものがあったことかな。ドラゴンボールみたいに、どんどん強い敵を倒したら、またもっと強い敵が出てきたって感じですね。



―「YON FES」と武道館はどっちが強敵なんだろう?



KOUHEI:あー、そこはもうベクトルが違いますね。



GEN:「YON FES」に関しては、本当に昔からやりたかったことなんですよ。だから、すごく達成感もあったんですけど。武道館は僕ら当事者はもちろんですけど、スタッフやこれまで関わってくれた方など、みんなの想いがあるので、どんな空間になるのか想像つかないですね。



―武道館を「みんなのためにやる」って言うと……。



GEN:ちょっとおこがましいですけどね。気持ちとしては、そうですね。



―GENくんは日本武道館公演発表のときに書いたブログで、「名古屋代表から、日本代表になる」と書いてましたね。



GEN:それもここ1年ぐらいで考え出したことなんです。「YON FES」を同世代中心で成功できたっていう自信からつながってて。僕たちの世代のうえには、勝ち目のない先輩たちがずっといて、すごく高くて厚い壁を感じてたんです。でもちょっとずつ僕らだったり、KEYTALKだったり、WANIMA、オーラル(THE ORAL CIGARETTES)、ブルエン(BLUE ENCOUNT)だったりが、気づいたらシーンの中心になりつつあるような感覚がある。先輩たちはフェスで見ても、いつまで経ってもすごくかっこいい。時代を築いた人たちがいまだに最前線にいるっていうのは、僕らの世代的には悔しいというか。だからリスペクトも込めて僕たちが最前線に行かないといけないなと思いますね。だからそういう大きいことを言うようになりました。







​―ライブでは「日本のロックシーンに光が差しますように」と言っていますね。



GEN:去年は「フェスに出られてうれしい」っていう感覚だったのが、気がついたら、僕らの仲間が今年はフェスのメインステージでやれるようになったんですよ。なんか……もしかしたら、今の音楽シーンをひっくり返せるんじゃないかっていう。僕たちはロックのバンドというスタイルがいちばんカッコいいと思ってやっていて。ロックシーンを俺らの世代で取り返せるんじゃないかと思ってるんです。



―「取り返せる」ということは、いまは居場所がないと感じてる?



GEN:言ってしまえば、今の音楽シーンはアイドルなどバンド以外の人たちが時代を作ってると思うんです。



―チャートを見ると、そうですもんね。



GEN:TOP10はアイドルがいますからね。別にそれが嫌だとかじゃないんですよ。こういう時代だから、いまの小中高生のなかには「ロックバンドがかっこいい」っていうことを知らない人もいると思うんです。だから、僕らが伝えたいっていう気持ちもあって。もちろんDJとかユニットの人も音楽性は高いし、僕も聴くし、大好きなんですけど。僕らはシンプルなロックのバンドスタイルがいちばんかっこいいと思ってるから。やっぱりバンドマンとしては、そこに負けたくないなという気持ちですね。



自分が楽しいから音楽をやってたことが、みんなのものになってる







―最近のライブでは、「誰かのために歌えることがうれしい」っていう発言もありましたけど。いまフォーリミがバンドを続ける理由も変化してきてるんじゃないですか?



GEN:本当にそうですね。自己満足的に音楽をやってて、自分が楽しいから音楽をやってたことが、みんなのものになってるわけじゃないですか。それこそ「フォーリミが生きがいだ」って言ってくれる人たちからお手紙をもらうと、みんなのためにやらなきゃいけないと思いますよね。自分が好きでやってきたことが誰かを幸せにしたり、誰かにとってポジティヴな影響を与えられると思ってなかったので。



―いまちょっと感動してます。デビューしたころは「周りの大人は信用できなかった」とか「やっと信用できる大人に出会えた」っていう話もしてのに……。



GEN:あのころは尖ってましたね。



―そうだね。いまの自分は丸くなったと思います?



GEN:うーん……丸くなったと言うよりも、責任感が増して、良い意味でみんなのことを背負えるようになったと思います。



―まだ4ヵ月先なので、実感もないっていう話でしたけど。どんな武道館にしたいか?少しでも語れることがあれば聞かせてください。



HIROKAZ:『eureka』(9月14日リリースの最新アルバム)を出して、ツアーをまわって、また成長できると思うんですね。だから本当に背伸びをせず。そのときの僕ららしいライブを見せられたらと思います。



KOUHEI:僕らも初めての武道館だけど、お客さんのなかにも初めての武道館の人がいると思うので。それは一生残りますよね。もちろん初めてじゃない人もいると思うし、スタッフもそうかもしれないですけど。「こんなに感動できる武道館は初めてだ」って言ってもらえるようなライブにしたいです。



RYU-TA:全員とは言わないので、ひとりでも涙が流れる人がいればいいなと思いますね。僕らのストーリーを知ってる人も、知らない人もいるかもしれないですけど。涙を流して、こぶしをあげて、笑顔になるっていう人がひとりでもいたら成功だと思います。



―ライブでメンバーは泣いたことはあるんですか?



GEN:「YON FES」のときは涙目にはなったけど……。



KOUHEI:ステージの上ではないですね。



―泣いちゃうんじゃない?



GEN:僕が泣いたらみんな泣いちゃうじゃないですか。それって、ズルいような気がしてるんですよ。それは誘い涙じゃないですか。感極まってる僕を見て、ぐっときて泣くっていうのはわかるんですけど……。できるだけ、そういうんじゃなく泣かせたいですね。



 

 




『04 Limited Sazabys×Tカード』詳細








■『04 Limited Sazabys×Tカード』公式サイト

http://tsite.jp/04ls

『04 Limited Sazabys×Tカード』の情報や特典の申し込みなどを随時更新してまいります。



■『04 Limited Sazabys×Tカード』の申し込み方法、受付期間など

・全国のTSUTAYA店頭受付期間:2016年10月14日(金)〜2017年1月31日(火)

※発行受付店舗は、『04 Limited Sazabys×Tカード』公式サイトに掲載しております。

※なくなり次第、発行終了になります。

・TSUTAYAオンラインショッピング受付期間:発行受付中〜2017年9月30日(土)

※2016年10月13日(木)までに申し込まれた方は、10月14日(金)以降にお届けいたします。

※なくなり次第、発行終了になります。

・カード発行手数料:500円(税抜)

※TSUTAYAレンタル利用登録料が別途かかる場合があります。



■『04 Limited Sazabys×Tカード』をお持ちのT会員向けオリジナル特典

『04 Limited Sazabys×Tカード』をお持ちのお客さまは、Tポイント提携先でTカードを提示してTポイントを貯め、特設サイトより応募口数のTポイントを使って応募いただくと、抽選でメンバー直筆サイン入りグッズをプレゼントいたします。その他の詳細は、決まり次第、にてお知らせいたします。



04 Limited Sazabys×Tカード



04 Limited Sazabys初の日本武道館公演! 



2月11日(土・祝) 日本武道館

開場16:00/開演17:00

チケット料金:アリーナスタンディング・指定席 前売り 4,444円(消費税込み/枚)



04 Limited Sazabys 初の日本武道館公演Tチケット先行受付詳細

■Tチケット先行受付(抽選)

先行受付期間(抽選):2016年10月11日(火)10:00〜10月20日(木)23:59

Tチケットお申し込みページ:http://tsite.jp/04ls





■注意事項

※1公演につき1申込限り4枚まで

※アリーナスタンディング:未就学入場不可

※指定席:3歳以上要チケット

※アリーナスタンディングは、ブロック指定・整理番号順の入場となります。



04 Limited Sazabysオフィシャルサイト



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