人間の本質をえぐり出し、読者をいや〜な気分にさせるミステリーのことを、俗に「イヤミス」という。そのイヤミス界の新星・秋吉理香子が世に送る衝撃作『暗黒女子』。



校内で最も美しく、最もカリスマ性をもつ女子高生・白石いつみが死んだ。いつみの親友・澄川小百合は、彼女を殺したと噂される女生徒5人を集めて、朗読会を開催する。闇鍋を囲んで、それぞれが書いた短編小説を読み合うのだが…。小説のテーマは「いつみの死」。さて、どんな物語が語られるのか。そして、どんでん返しの末に明かされる真相とは?



麗しき女子高生たちのブラックさに背筋がゾクゾクッ! とする。ピュアな男子は女子の裏の顔を垣間見て、おののくことになるかもしれない(笑)。ラストについては「非常に後味の悪い結末が待っている」とだけ言っておこう。どれくらい最悪かは、読んでのお楽しみだ。



清水富美加、飯豊まりえW主演でおくる実写映画は4月1日公開。



(文:松本理惠子)