警察官×女子高生=結婚!? 実写映画公開間近の話題作



◆PROFILE

Maki Miyoshi/少女漫画誌『別冊フレンド』で活躍する漫画家。北海道出身。『完璧☆彼氏彼女』('11〜'12年連載、コミックス全3巻)を経て、'12年12月より『PとJK』を連載中。



漫画のノリを残しつつもリアル寄りの映画に!



累計発行部数が310万部を超え、現在も少女漫画誌『別冊フレンド』で連載中の人気漫画『PとJK』。タイトルにあるPは警察官を、JKは女子高生を指しており、ピュアで前向きなカコとイケメン警察官・功太による胸キュン満載の日々が描かれている。さらに、カコやカコの親友である三門、男子クラスメイトの大神、二郎といった高校生たちの熱い青春も見どころだ。実写版映画の公開に先駆け、作者の三次マキさんにお話を伺った。



――完成した映画をご覧になった感想は?



「とてもキレイな青春映画だと思いました。漫画のノリを残しつつもリアル寄りに作っていただけたので、大人の方でも無理なく楽しめる映画だと感じました。功太とカコの恋愛はもちろんですが、高校生4人のやり取りにも注目していただきたいです! 楽しそうでキラキラしていて、雰囲気がすごく良いです。“こんな青春、最高じゃんかよー”って、観ていてすごくほんわかしました」



大神は、私の価値観を変えたキャラクター



――原作のコミックが誕生した経緯は?



「私自身、何度か警察官に助けられたことがあり、そのことを担当の編集者に話したところ、“警察官と恋する話を描いたら?”と言われたのがきっかけでした。警察官は資料が少なく、調べないといけないことが多いので本当は避けたかったのですが…(笑)」



――三次先生から見たカコと功太はどんな人物ですか?



「カコは“素直で明るい女の子”と思われがちですが、私は“本当にそうなのか?”と、疑っています(笑)。自分が作ったキャラクターなのに、カコとは一線を引いて接していて、自分的に一番つかめていないキャラなんです(笑)。功太は、大人ぶって頑張ってるなーと思います。映画の脚本チェックが何度かあったのですが、その度にカコや功太に改めて向き合い、気付くことも多かったですね」



――お気に入りの登場人物は?



「大神は、特に思い入れが強いです。私はずっと“ストーリーのためにキャラクターがいる”と考えていたのですが、大神を描くうちに“キャラクターの人生の一部を切り取ったものがストーリーなんだ”と気付いたんです。だから、大神は漫画家としての価値観をガラッと変えてくれた、特別なキャラクター。“考えなくてもキャラが勝手に動く”という感覚を初めて体感できたのも大神でした。功太が大神を助けたシーンは気合が入りましたし、描きながら泣いていました(笑)」



今後はカコの内面を掘り下げていきたい



――本作を執筆される上で、一番のこだわりポイントは?



「なるべく普通の話し言葉で書くことです。ほとんどの人は、普段そんなにキレイな言葉を使わないし、ニュアンスで会話をしていたりするので。そして、台詞の位置にも気をつけています。台詞同士をくっつけたり離したりして、“間”を表現できたらと思っています」



――最後に、今後の展開は…?



「本編では、初めて“カコのことが大嫌い”というキャラクターが登場しました。カコは今まで、自分を愛してくれる人たちに囲まれて生きてきたので、自分を嫌いだという人間と対峙した時に、どう考えて行動するのか、人間として掘り下げて描いていきたいです。あくまで予定は未定なんですけど…(笑)」



(取材・文:倉内夏海)



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