先週末に行われた前節は、タイトル争いの大本命であるレアル・マドリー、バルセロナ、アトレティコ・マドリーの3強がいずれも快勝を飾った。第2グループでは、開幕からサプライズを提供するラス・パルマス、昨季4位のビジャレアルがいずれも勝利。その一方で、MF乾貴士とMF清武弘嗣のリーガ初の日本人対決に注目が集まったエイバルvsセビージャは、9人のエイバル相手にセビージャが勝ち切れず、ドロー決着となった。なお、清武は先発出場も乾がベンチ外となったため、日本人対決は実現しなかった。

単独首位に立つレアル・マドリーは、FWクリスティアーノ・ロナウド、MFベイルの2人のエースを欠きながらも、MFハメス・ロドリゲスとFWベンゼマのゴールでエスパニョールを撃破し、開幕4連勝を達成。また、この勝利でチームは、昨シーズンから続くリーグ戦の連勝を16試合に伸ばし、2010-11シーズンにバルセロナが樹立したリーグ連勝記録に並んだ。

リーガ新記録を目指す今節は、ここまで2勝2分けで開幕無敗を継続する難敵ビジャレアルとのホームゲームを戦う。エスパニョール戦で温存されたC・ロナウドとベイルの先発復帰が濃厚だが、同試合で負傷交代したMFカゼミロが欠場となる。そのため、ジダン監督は鋭いカウンターを特長とするビジャレアルを相手に、守備的MF不在での戦いを強いられる。したがって、最終ラインのパフォーマンスと共に、自慢の攻撃陣が打ち勝つ展開に持っていきたい。

そのレアル・マドリーを追うバルセロナとアトレティコは、それぞれレガネスとスポルティング・ヒホンの格下相手に5点ずつを奪う大勝を飾った。また、バルセロナは“MSN”、アトレティコはFWグリーズマン、FWガメイロ、FWトーレスのストライカー陣がゴールを記録しており、チーム状態は良好だ。

そして、その2強は今節にカンプ・ノウで今季最初のビッグマッチを戦うことになる。中3日での試合となるが、共に主力に負傷者はおらず、昨シーズン同様の白熱の攻防が期待できるはずだ。

前述した2つの試合と共に今節屈指のビッグマッチは、セビージャとベティスによる熱狂の“セビージャ・ダービー”だ。セビージャに在籍する清武にとっては、自身初のダービーとなる。

現在、セビージャは積極的にターンオーバーを採用しており、直近のエイバル戦でフル出場した清武に出番が回ってくるかは微妙なところだ。それでも、エイバル戦でチーム唯一のゴールをアシストしているだけに、清武がスタメン起用される可能性は十分あるはずだ。なお、対戦相手のベティスは、ここまで1勝1敗2分けと調子は今一つも、ここまで4ゴールを記録するFWルベン・カストロやMFホアキンなど実力者が揃う、侮れない相手だ。

その他では、開幕3勝1分けの好スタートを切る3位のラス・パルマスが難所アノエタに乗り込むソシエダ戦。泥沼の4連敗スタートの最下位バレンシアが、ここまでアトレティコ、バルセロナ相手に結果を残している昇格組のアラベスと対戦する一戦に注目したい。

◆リーガエスパニョーラ第5節
9/20(火)
《27:00》
マラガ vs エイバル
《29:00》
セビージャ vs ベティス

9/21(水)
《27:00》
セルタ vs スポルティング・ヒホン
レアル・マドリー vs ビジャレアル
《29:00》
グラナダ vs ビルバオ
バルセロナ vs アトレティコ・マドリー
ソシエダ vs ラス・パルマス

9/22(木)
《27:00》
デポルティボ vs レガネス
オサスナ vs エスパニョール
《29:00》
バレンシア vs アラベス