レアル・マドリーは21日、サンチャゴ・ベルナベウで行われたリーガエスパニョーラ第5節でビジャレアルと対戦し、1-1で引き分けた。

前節、エスパニョールに快勝して昨シーズンから続くリーグ戦連勝記録を「16」に伸ばしたマドリーは、2010-2011シーズンにバルセロナが記録したリーガ記録に並んだ。そして、リーガ新記録の17連勝を目指すマドリーは、開幕4戦無敗の難敵ビジャレアルをホームに迎えた。

この一戦に向けてジダン監督は、エスパニョール戦で温存していたクリスティアーノ・ロナウドとベイルを先発復帰させ、引き続き先発のベンゼマと共に今季のリーグ戦で初めて“BBC”が揃った。その一方で足首を痛めたカゼミロに代えて、コバチッチが中盤に入り、モドリッチは休養のためベンチ外となった。

立ち上がりから圧倒的なボールポゼッションで相手を押し込むマドリーだが、この試合サンソーネを1トップに置いた[4-1-4-1]の守備的布陣を採用したビジャレアルの堅守を前になかなか良い形でフィニッシュに繋げられない。

左サイドのマルセロを起点にその後も攻勢を続けるマドリーは、30分にC・ロナウドのヘディングシュートでゴールを脅かすなど、幾度かフィニッシュを見せるが、ゴールが遠い。

時間の経過と共に相手のロングカウンターから古巣初対戦のチェリシェフやトリゲロスらにチャンスを作られ始める。さらに40分過ぎには負傷したマルセロがカルバハルとの交代を強いられると、前半終了間際にミスからまさかの先制点を許す。前半アディショナルタイム、バイタルエリアでトリゲロスの放ったシュートをボックスぎりぎりの位置にいたDFセルヒオ・ラモスが手でブロックしてしまい、ビジャレアルにPKが与えられる。これをブルーノにパネンカで決められた。

攻撃面のアイデア不足に加え、ビハインドで試合を折り返したマドリーだったが、後半立ち上がりにスコアをタイに戻す。48分、クロースの右CKをファーサイドのセルヒオ・ラモスが打点の高いヘディングシュートで合わせた。

キャプテンのミスを帳消しにする一撃で追いついたマドリーは、ここから一気に攻撃のギアを上げていく。61分にはベイルを起点に右サイドを突破したカルバハルのグラウンダーの折り返しにC・ロナウドが飛び込むが、ここはわずかに届かない。

その後もリスクを冒して攻め続けるマドリーだが、ビジャレアルも流れの中では崩れない。何とか流れを変えたいジダン監督は、ベイルとベンゼマを下げてルーカス・バスケス、モラタを続けてピッチに送り出す。83分にはL・バスケスの右クロスをモラタが頭で合わすが、ここはGKアセンホのビッグセーブに阻まれる。

試合終盤にかけても猛攻を続けるマドリーは、89分にはゴール前で折り返しに反応したC・ロナウドに決定機も、ダイレクトシュートはGK正面を突く。さらにボックス内での競り合いでセルヒオ・ラモスが倒される場面もあったものの、主審はPKを取らず。試合はこのままタイムアップを迎えた。

ホームでビジャレアルと引き分けたマドリーは、開幕からの連勝がストップすると共に昨シーズンからの連勝も「16」でストップ。宿敵バルセロナを抜いてのリーガ新記録更新とはならなかった。