明治安田生命J2リーグ第33節の東京ヴェルディvsジェフユナイテッド千葉が、25日に味の素スタジアムで行われ、1-1の引き分けに終わった。

15位の東京Vと10位の千葉による“オリジナル10対決”。ホームの東京Vが今季初の連勝を目指す一方、3戦負けなしの千葉は2試合ぶりの勝利を狙った。3日前に天皇杯で横浜F・マリノス、川崎フロンターレのJ1勢に敗れた両チームは、その試合からスタメン数人を入れ替えてこの試合に臨んだ。

立ち上がり10分過ぎまで中盤で潰し合う拮抗した入りとなった中、井上や高木善、二川を起点にショートパスで局面を打開始めた東京Vは、16分にボックス右でドウグラス・ヴィエイラからパスを受けたアラン・ピニェイロが決定機を迎えるが、ここはGK佐藤の好守に遭う。

それでも、相手を押し込み続けるホームチームは24分、右CKの場面で高木善が右足で入れたアウトスウィングのクロスを、ゴール前でうまくDFをブロックしたアランが見事な右足ジャンピングボレーで合わせ、待望の先制点を奪った。

立ち上がりから身体が重く、思うように攻撃の形を作れない千葉は、30分過ぎからようやく反撃を開始。36分と44分にはいずれも相手のミスから長澤、エウトンが際どいスルーパスを狙うが、DF平やGK鈴木の身体を張った守備に阻まれ、前半を1点ビハインドで終えた。

迎えた後半、東京Vは前半終了間際の町田との交錯で頭部を負傷したGK鈴木に代わって、ハーフタイム明けからGK柴崎を緊急投入。後半立ち上がりも拮抗した入りとなった中、50分には千葉に決定機。町田の仕掛けからゴール前で船山貴にシュートチャンスも、シュートをもたつきブロックされた。

その後、時間の経過と共に千葉が押し込む展開が続く中、守勢に回った東京Vは二川と船山祐を下げて、杉本と田村を投入。対する千葉は阿部と吉田、オナイウ阿道を投入すると、この交代が試合を動かす。

83分にゴール前の船山貴に訪れた絶好機を柴崎のビッグセーブに防がれた千葉だったが、87分に右サイドを突破したオナイウ阿道の低い折り返しを、ニアに走り込んだ吉田がワンタッチで押し込んだ。

スコアがタイに戻った試合は、6分間のアディショナルタイムを含めた終盤に白熱の展開となる。この流れの中で勢いづく千葉は、ボックス内の町田に続けてフリーのシュートチャンスが訪れるが、GK柴崎の好守などに阻まれ、いずれも決め切ることができず。白熱の“オリジナル10対決”は勝ち点1を分け合う結果に終わった。