ローマに所属する元イタリア代表FWフランチェスコ・トッティが、27日に40歳の誕生日を迎えた。ユース時代を含めてローマ一筋のキャリアを築くトッティだが、過去にレアル・マドリー移籍に近づいていたことを認めている。イタリア『スカイ・スポルト』が伝えている。

ローマに生まれローマ一筋のキャリアを築く、近年のサッカー界で稀有なワンクラブマンは、過去に2度ほどローマを去ることを真剣に検討したことがあったことを認めている。

「過去に若干の難しい時期があった。直近から2番目の契約延長を行う前、度重なるケガで離脱を繰り返し、チームを変えることを考えた瞬間があった」

「しかし、自分の心、友人、家族と対話を行う中で、考えを変えることになった。そして、幸運なことに私は緑のピッチで自分自身を表現するため、まだここに居る」

また、トッティは2003年にレアル・マドリー移籍に近づいていたことを認めている。

「若かった頃にクラブを去ることを検討したかって? 正直なところを言えば、ノーだ。私はこの街の美しさを理解しており、どれだけこの街に愛されているかを理解していたからね。ただ、これまでの歩みの中で幾度かクラブと衝突することもあった」

「ファビオ・カペッロの下でスクデットを獲得した後の2003年、私はレアル・マドリー移籍に近づいていた。個人的にローマの後に歩むべき道だと考えていた。もちろん、クラブへの尊敬からイタリア国内で移籍するつもりはなかった」

「なぜ、マドリー行きを選ばなかったかって? 多くの状況が変化したからだ。私は当時会長と揉めていた。だけど、友人や家族が、ここにはマドリッドで見つけることができない多くのものがあることを理解させてくれたんだ」

また、40歳を迎えながらもパフォーマンスを維持している秘訣について尋ねられると、「個人的には、常にプロフェッショナルであろうとしてきた。そして、悪い慣習を取り入れることもなかった。トレーニングで常に全力を注ぎ、ケガで調子を落とした時期もあったが、今でも情熱を失っていないんだ。それに毎日笑顔でトリゴリア(練習場)に通っているよ」と、未だ衰えない情熱を理由の1つに挙げている。