チャンピオンズリーグ(CL)・グループG第2節のレスター・シティvsポルトが27日にレスター・シティ・スタジアムで行われ、ホームのレスターが1-0で勝利した。なお、レスターのFW岡崎慎司は、ベンチ入りも出場機会はなかった。

歴史的なCL初戦となったクラブ・ブルージュ戦を3-0で快勝したレスターは、連勝を目指してグループステージ最大のライバル、ポルトをホームに迎えた。ラニエリ監督は、大敗した直近のマンチェスター・ユナイテッド戦から先発2人を変更。負傷明けのGKシュマイケルが復帰し、シンプソンに代わってルイス・エルナンデスが右サイドバックに入った。なお、2トップはスリマニとヴァーディが引き続きコンビを組み、CLデビューが期待された岡崎はベンチスタートとなった。

共に堅守速攻スタイルを得意とする両者の対戦は、立ち上がりから拮抗した展開が続く。開始3分にはロングフィードに抜け出したアンドレ・シウバが、飛び出したGKシュマイケルの位置を見て意表を突いたオーバーヘッドシュートも、枠の左を外れる。対するレスターは、14分にセットプレーの流れからオルブライトンのクロスをスリマニが頭で合わすが、ここはGK正面を突いた。

一進一退の攻防が続く中、スポルティング・リスボン時代に“ドラゴン・スレイヤー(ポルトの愛称ドラゴンズにちなんで)”の愛称で知られたポルトキラーのスリマニが均衡を破る。25分、オルブライトンからサイドチェンジを受けた右サイドのマフレズが左足でクロス。ニアでヴァーディが被ったところにうまく走り込んだスリマニがダイビングヘッドで流し込んだ。

立ち上がり以降、なかなかフィニッシュに持ち込めないポルトは、35分にボックス手前好位置で得たFKの場面でラユンが右足で直接狙うが、このシュートはわずかに枠の右に外れた。

レスターの1点リードで迎えた後半も前半同様に拮抗した展開となる。カウンターから追加点を目指すレスターは59分、スリマニのポストプレーを起点にボックス手前のマフレズがミドルシュートも、ここは相手GKにセーブされる。

一方、なかなか攻め手を見いだせないポルトは、60分過ぎにアンドレ・アンドレ、アドリアンを下げて、エクトル・エレーラ、ジョッタを投入。75分にはCKの二次攻撃からそのエレーラが枠の左を捉えた際どいシュートを放つが、これはGKシュマイケルの好守に遭う。さらに78分、最後の交代カードでヘスス・コロナを投入すると、83分にはボックス右でシュマイケルのパンチングを拾ったコロナが強烈なボレーシュート。だが、このシュートは惜しくも右ポストを叩いた。

試合終盤に入って守勢の時間が続くレスターは、スリマニ、マフレズ、ヴァーディとアタッカー陣を下げて、アンディ・キング、グレイ、ムサを投入。逃げ切り態勢に入ると、ここ最近精彩を欠く守備陣が最後まで集中力を切らさず、ウノゼロで試合をクローズ。“ドラゴン・スレイヤー”の評判通りの活躍でポルトとのグループG本命対決を制したレスターが、グループステージ2連勝を飾った。

また、同日行われたグループGのもう1試合、コペンハーゲンvsクラブ・ブルージュは、ホームのコペンハーゲンが4-0で快勝した。

ゴールレスで迎えた後半、相手のオウンゴールで先制に成功したコペンハーゲンは、前がかりになった相手に対して効果的にゴールを重ね、最終的に4-0で快勝。グループステージ初勝利を飾り、勝ち点4でレスターに次ぐ2位に入った。