チャンピオンズリーグ(CL)・グループE第2節のCSKAモスクワvsトッテナムが27日にスタディオン・CSKAモスクワで行われ、アウェイのトッテナムが1-0で勝利した。

聖地ウェンブリーで行われたモナコとの初戦を落としたトッテナムは、初勝利を目指してレバークーゼンとの初戦をドローで終えたCSKAモスクワとのアウェイゲームに臨んだ。ポチェッティーノ監督は、直近のミドルズブラ戦から先発2人を変更。負傷のムサ・シッソコに代えてラメラ、ウォーカーに代えてトリッピアーを起用。また、1トップにヤンセン、アンカーにワニアマを配した[4-1-4-1]の布陣を採用した。

スタディオン・CSKAモスクワで行われる初めてのCLの一戦。戦前の予想通り、アウェイのトッテナムがボールを持つ展開となるが、中盤の献身的なプレスバックを生かしてうまくボールホルダーを囲い込むホームチームが決定機を許さない。

互いになかなか決定機が作れない中、前半半ばを過ぎて徐々に試合が動き始める。長身FWラシナ・トラオレをシンプルに使った攻撃を仕掛けるCSKAモスクワは、30分にトシッチ、32分にはエレメンコがミドルシュートを狙うが、GKロリスの牙城を破れず。一方、デレ・アリとエリクセンのインサイドハーフを起点に攻めるトッテナムは、34分にボックス手前でクリアボールを拾ったデレ・アリがすかさず右足のミドルシュートも、これはクロスバーを叩く。さらに42分にはエリクセンの右クロスにデレ・アリが飛び込むが、このヘディングシュートはクロスバーの上を越えた。

ゴールレスで迎えた後半も、トッテナムが押し込む展開に変化はなし。54分にはカウンターからソン・フンミンが左足でコントロールシュートを放つが、これはわずかに枠の左に外れた。

CSKAモスクワの堅守をなかなか崩し切れないトッテナムは、67分にヤンセンを諦めてこれがCLデビューとなるエンクドゥを投入。この交代でソン・フンミンが最前線に上がり、エンクドゥは左サイドに入った。エンクドゥの積極的な仕掛けで攻撃に変化を加えたトッテナムは、後半半ばにようやく先制点を奪う。

71分、バイタルエリア中央で縦パスを引き出したラメラが裏を狙うソン・フンミンにスルーパスを通す。ワントラップした韓国代表FWが右足で放ったシュートはGKアキンフェエフに触られるが、ボールは勢いを保ったままゴールラインを越えた。

ソン・フンミンの公式戦2試合連続弾でリードを奪ったトッテナムは、持ち味の堅守でこの1点を守り切り、待望のグループステージ初勝利を手にした。

また、同日行われたグループEのもう1試合、モナコvsレバークーゼンは、1-1のドローに終わった。

初戦でトッテナムに勝利したモナコと、CSKAモスクワにホームで引き分けたレバークーゼンの一戦。中盤で潰し合う場面が目立つ両者は、互いになかなか決定機を作れないまま、前半をゴールレスで終えた。

後半に入っても動きの少ない展開が続くが、73分にアウェイのレバークーゼンが先制点を奪う。ボックス右でメーメディが上げた柔らかなクロスをハビエル・エルナンデスが頭で流し込んだ。

だが、首位キープに向けて負けられないモナコは、後半アディショナルタイムにパワープレーからカリージョの落としに反応したグリクが、豪快且つ繊細な右足のボレーシュートをゴール左隅に突き刺し、土壇場で追いついた。この結果、勝ち点4のモナコがグループ首位をキープした。一方、2戦連続逃げ切りに失敗したレバークーゼンは、2戦連続ドローとなった。