鹿児島ユナイテッドFCは28日、J2クラブライセンス申請の結果を報告。「不交付」となった理由を説明するとともに、ファン・サポーター、スポンサーに謝罪した。

今シーズンから明治安田生命J3リーグに参戦した鹿児島は、ここまでJ3で3位につけており、1年でのJ2昇格の可能性が見えていた。2017シーズンのJ2クラブライセンスを申請していたものの、審査の結果「不交付」となり、今シーズンの順位に関わらずJ2昇格の可能性が消滅した。

鹿児島は、クラブ公式サイトを通じてJ2クラブライセンスが「不交付」となった理由を説明。代表の徳重剛氏の署名で、「公認スタジアム」と「スタジアム入場可能数」を充足していないことだと報告した。

「今回Jリーグから示された不交付の理由は、クラブライセンス交付規則番号I.01とI.03を充足していないことにあります」

「I.01は公認スタジアムのことで、クラブとスタジアム所有者とでJリーグ規約に定める要件を満たしたホームスタジアムにおいてホームゲームの80%以上を開催できることが書面で合意されていない状態です」

「I.03はスタジアムの入場可能数のことで、現在のホームスタジアムである鹿児島県立鴨池陸上競技場は、2020年の鹿児島国体に向けて段階的に改修工事を行っておりますが、2016年度からメインスタンドの全面改修および屋根部分の改修工事を行うこととなっており、シーズン中を通して観客席10,000人を常時満たすことが確約できない状態です。つまりJリーグ規約に定める要件を満たしたホームスタジアムが無い状態ということになります」

「したがって、J2スタジアム基準のA等級項目を満たさないとの判定です。以上が2017シーズンのJ2ライセンス不交付となった理由となります」

また、最後には来シーズンのJ2昇格の可能性が消滅したことを謝罪。ファン・サポーター、スポンサーに向けてもメッセージを綴っている。

「今シーズン残り7試合となり現在3位と昇格を目指せる順位にいるにも関わらず、来シーズンの昇格がなくなってしまったことはクラブとして大変残念です。また応援してくださるファン・サポーター・スポンサーの皆様、県民市民の皆様のご期待に応えられなかったことを大変申し訳なく思います」