チャンピオンズリーグ(CL)グループD第2節アトレティコ・マドリーvsバイエルンが28日に行われ、1-0でアトレティコが勝利した。

敵地で行われた初戦のPSV戦を1-0と辛勝して白星スタートとしたアトレティコは、直近のリーガでのデポルティボ戦を1-0と勝利。そのデポルティボ戦のスタメンから4選手を変更。負傷したA・フェルナンデスとホセ・ヒメネスが欠場となった一方、ガビやサウール・ニゲス、サビッチといった主力が先発に戻り、トーレスがスタメンとなった。

対するバイエルンは初戦のロストフ戦を5-0と圧勝。そして、直近のブンデスでのハンブルガーSV戦を1-0と辛勝した。そのHSV戦のスタメンから4選手を変更。リベリやシャビ・アロンソ、J・ボアテングにビダルといった主力が先発に戻った。

昨季ベスト4では2戦合計スコア2-2となり、アウェイゴール差でアトレティコが決勝に勝ち上がったカード。球際での激しい攻防が続き主導権争いとなった立ち上がりを経て、徐々にバイエルンがボールを持ち、アトレティコが自陣に構える構図で試合は進んでいく。

そんな中13分、バイエルンに決定機。チアゴの浮き球パスに反応したボックス中央のミュラーがボレー。しかし、枠の右を捉えたシュートはGKオブラクの好セーブに阻まれた。対するアトレティコは19分、ドリブルでボックス右に侵入したカラスコがGKノイアーを強襲するシュートを浴びせる。ここから反撃に転じたアトレティコは22分に左CKからファーサイドのトーレスがヘディングシュートを放つも、右ポストを直撃してしまう。

前半半ば以降もバイエルンがポゼッションを高める中、28分にレヴァンドフスキがヘディングで枠内シュートをマーク。しかし、膠着状態に陥る中、アトレティコは34分にトーレスがボックス左から決定的なシュートを浴びせると、直後の35分に先制する。ショートカウンターに転じ、グリーズマンのパスを受けたカラスコがボックス手前左まで持ち上がって左足を一閃。グラウンダーのシュートが右ポスト内側に当たってゴールに吸い込まれた。

39分にボックス左のリベリに決定的なシュートを浴びせられたアトレティコだったが、1点をリードしたままハーフタイムに入った。迎えた後半もアトレティコが良い立ち上がりを見せる中、バイエルンは50分に左CKからミュラーが際どいヘディングシュートを浴びせる。

さらに56分にアラバが枠内シュートを浴びせたバイエルンだったが、アトレティコの守備を崩しきれない状況が続いた。そこでミュラーに代えてロッベンを投入。それでも大きく流れは変わらず、66分までにアンチェロッティ監督は3枚の交代カードを使いきってしまう。

一方、堅守を続けるアトレティコは67分にカラスコがミドルシュートでGKノイアーをけん制。72分には殊勲のカラスコを下げてガメイロを投入しカウンターの強度を維持しにかかった。

ゴールが遠いバイエルンは77分にレヴァンドフスキがヘディングシュートで、81分にロッベンがミドルシュートでゴールに迫るも枠を捉えきれない。

すると82分、アトレティコはフィリペ・ルイスがボックス左でビダルに倒されてPKを獲得。しかし、キッカーのグリーズマンの放ったシュートはバーに直撃してしまい、追加点とはならない。それでもバイエルンの反撃を最後まで許さなかったアトレティコが逃げ切りに成功。2連勝としている。一方、敗れたバイエルンはアンチェロッティ体制下での初黒星となった。

また、グループDもう一試合のロストフvsPSVは2-2で引き分け、ロストフがクラブ史上初のCLでの勝ち点を手にしている。