バルセロナは28日、ボルシア・パルクで行われたチャンピオンズリーグ(CL)・グループC第2節でボルシアMGと対戦し、2-1で逆転勝利した。

セルティックとの初戦を7発大勝で飾ったバルセロナだが、リーガ前々節のアトレティコ・マドリー戦でエースのメッシがそ径部を負傷し、3週間の戦線離脱。今後の戦いに向けて不安を残す。

ルイス・エンリケ監督はボルシアMGとのアウェイゲームに向けて、5-0で大勝したスポルティング・ヒホン戦から先発5人を変更。アルカセルがスアレスとネイマールと共に3トップに入った。なお、テア・シュテーゲンは、下部組織から20年を過ごした古巣との初対戦となった。

戦前の予想通り、立ち上がりからボールを保持するバルセロナは、開始7分に左サイド深くでジョルディ・アルバが折り返したボールをゴール前のネイマールが左足でシュートするが、これはGKゾンマーの正面を突く。

その後はネイマールがトップ下に近い位置でプレーするなど、変則3トップの流動性で相手守備攻略を目指す。21分にはネイマールのスルーパスに抜け出したスアレスがボックス右で折り返すが、アルカセルはDFの前に入られてチャンスボールを押し込めない。

3トップの機能不全で徐々に流れを失うバルセロナは、相手の素早い切り替えを前に苦戦を強いられる。すると34分、ハーフウェイライン付近でのブスケッツのボールロストからショートカウンターを浴びると、ラファエウの持ち上がりからボックス左に抜け出したダフードの右足アウトにかけた絶妙な折り返しをトルガン・アザールに決められ、まさかの先制を許した。

すぐさま反撃に転じるバルセロナは、38分にラキティッチの浮き球パスからボックス左のスアレスがボレーシュートを狙うが、これはGKゾンマーの好守に阻まれ、前半を1点ビハインドで終えた。

迎えた後半、立ち上がりにラファエウがジョンソンとの負傷交代を強いられたことで、相手の脅威が1つ減ったバルセロナは、低調なパフォーマンスに終始したアルカセルを諦め54分にラフィーニャを投入。さらに60分にはラキティッチに代えてアルダを投入し、より攻撃的なメンバー構成で同点ゴールを目指す。すると、この交代策がハマる。

65分、高い位置でのブスケッツのボール奪取からバイタルエリア中央のネイマールが最終ラインの背後に浮き球のパスを送る。ここでうまくオフサイドラインをかい潜ったアルダがボックス右から強烈なシュートをゴール左隅にぶち込んだ。

アルダの同点弾で勢い付くバルセロナはここから攻勢を強めると、相手のミスから逆転に成功する。74分、右CKの場面でのサインプレーからボックス手前中央のスアレスがダイレクトシュートを放つ。これがGKゾンマーのファンブルを誘い、こぼれ球に反応したピケが冷静に押し込んだ。

苦しみながらも試合をひっくり返したバルセロナは、これでようやくプレッシャーから解放されたのか、アルダの意表を突いたミドルシュートやネイマールとスアレスの連係からのカウンターで3点目に迫るなど、試合の主導権を掌握。その後、ヘアマンやハーンを投入して攻勢に出たボルシアMGの反撃をGKテア・シュテーゲンを中心に凌ぎ切った。

メッシ不在で苦戦を強いられながらも途中出場のアルダの活躍や相手のミスを見逃さない試合巧者ぶりを発揮したバルセロナが、グループステージ2連勝。同日行われた試合でマンチェスター・シティがセルティックと3-3で引き分けたため、グループ単独首位に浮上した。