チャンピオンズリーグ(CL)・グループA第2節のアーセナルvsバーゼルが28日にアーセナル・スタジアムで行われ、アーセナルが2-0で勝利した。

パリ・サンジェルマンとの初戦をドローで終えたアーセナルは、国内リーグで4連勝中と好調を継続。スイス王者バーゼルをホームに迎えたこの一戦では、直近のチェルシー戦から先発1人を変更。負傷のコクランに代わってグラニト・ジャカが起用され、バーゼルMFタウラントとの兄弟対決が実現した。

守備的な[5-3-2]の布陣を採用したバーゼルを立ち上がりから押し込むアーセナルは、開始7分に先制点を奪う。ボックス左をえぐったサンチェスの浮き球クロスに反応したウォルコットがDF2枚の間に入り込んでヘディングシュートを流し込んだ。

幸先良くリードを奪ったアーセナルはその後も優勢に試合を運ぶと、再びサンチェスとウォルコットのコンビで追加点を奪う。26分、ボックス手前で縦に仕掛けたウォルコットがサンチェスとのワンツーでボックス右に抜け出し、右足のシュートをファーポストに流し込んだ。

ウォルコットの2ゴールで余裕の試合運びとなったアーセナルは、重心を上げたバーゼルに対して、鋭いショートカウンターから3点目に迫る。30分過ぎにはサンチェス、ベジェリン、エジルと続けて決定機を迎えるが、相手GKバシリクの好守に阻まれ、前半のうちに3点目を奪うまでには至らず。

迎えた後半も試合の主導権を握るアーセナルは前半同様に再三の決定機を作るが、GKバシリクの好守に加え、フィニッシュの精度を欠き、試合を決める3点目を奪えない。逆に、63分と64分にはビャルナソンに続けて決定機を許すが、ここはGKオスピナの好守で凌いだ。

その後、アーセナルを率いるヴェンゲル監督は70分、イウォビ、ウォルコットの両翼を下げて古巣対戦となるエルネニー、チェンバレンを投入。さらに75分にはモンレアルに代えてギブスを投入し、試合をクローズにかかる。試合終盤にはボックス内で飛び出したGKを交わしたチェンバレンに決定機が訪れるも、ここも決め切れず。それでも、相手の反撃をクリーンシートで凌ぎ、ホームで2-0の快勝。スイス王者に力の差を見せつけたアーセナルが、グループステージ初勝利を手にした。

また、同日行われたグループAのもう1試合、ルドゴレツvsパリ・サンジェルマン(PSG)は、アウェイのPSGが3-1で逆転勝利した。

直近の国内リーグで格下のトゥールーズ相手に完敗し、リーグ7節にして昨シーズンの敗戦数と同じ2敗目を喫するなど、不調が続くPSGが、バウンスバックを目指した一戦。立ち上がりから相手を圧倒したいPSGだったが、16分にナタナエウに左足の直接FKを決められ、まさかの先制を許してしまう。

早い時間帯に追いつきたいPSGは怒涛も猛攻を見せるが、引いた相手を崩し切れない。ぞれでも、前半終了間際の41、ヴェッラッティのスルーパスに抜け出したマテュイディのゴールで1点を返し、1-1のイーブンで試合を折り返した。

迎えた後半、55分にディ・マリアのFKをカバーニが頭で合わせ、逆転に成功したPSGだったが、直後にボックス内でのモッタのファウルでPKを献上。しかし、このピンチでモツィのPKをGKアレオラが見事なセーブでストップした。

若き守護神の好守でピンチを凌いだPSGは、60分にボックス右をえぐったルーカス・モウラの折り返しをカバーニがきっちり決めて、点差を2点に広げた。その後、危なげない試合運びで逃げ切りに成功したPSGが、苦しみながらもグループステージ初勝利を手にした。