ヨーロッパリーグ(EL)・グループI第2節のシャルケvsザルツブルクが29日に行われ、ホームのシャルケが3-1で勝利した。なお、シャルケのDF内田篤人はケガのため欠場。一方、ザルツブルクのMF南野拓実は、65分からプレーしている。

ニースとの初戦を制したシャルケと、FCクラスノダールとの初戦に敗れたザルツブルクの一戦。EL初戦を制したものの、リーグ戦では開幕5連敗と泥沼の状況が続くシャルケは、直近のホッフェンハイム戦から先発数人を変更。体調不良のフンテラールが先発を外れたものの、エンボロやベンタレブ、ゴレツカら主力が起用された。一方のザルツブルクでは、南野がベンチスタートとなった。

立ち上がりから拮抗した展開が続く中、シャルケがワンチャンスを生かして先制に成功する。15分、左サイドを攻め上がったコラシナクがゴール前のスペースに絶妙なグラウンダーのクロスを供給。これをゴレツカがダイレクトで合わせたボールはGKに阻まれるも、跳ね返りを再びゴレツカが頭で押し込んだ。

ホームで幸先良く先制に成功したシャルケはその後もペースを掴むと、26分にはフィードに抜け出したシェプフがボックス内でシュートも、ここはGKヴァルケの好守に遭う。さらに40分過ぎにはボックス左で切り返したコラシナクが強烈なシュートを放つが、これは枠を捉えられず。一方、ホナタン・ソリアーノが接触プレーで頭部から流血するアクシデントに見舞われたザルツブルクは、なかなか決定機を作れぬまま、前半を終えた。

迎えた後半、1点リードのシャルケがいきなり追加点を奪う。47分、右サイドでヘヴェデスが上げたクロスがボックス内のDFカレタ=カルに当たってコースが変わると、このディフレクトボールがそのままゴールネットに吸い込まれた。

相手のオウンゴールで追加点を奪ったシャルケは畳みかける攻めを見せると、58分には右CKからナウドが放ったヘディングシュートがクロスバーを叩き、ゴールライン際にボールが落ちる。この場面でゴールラインを完全に割っていたものの、副審はゴールを認めず。それでも、跳ね返りに詰めたヘヴェデスが押し込み、ダメ押しの3点目を奪った。

敵地で痛恨の3失点目を喫したザルツブルクは、65分にラザロとライマーを下げて南野とラドシェビッチを同時投入。すると、この交代がゴールに結びつく。72分、右サイドでライナーが入れたクロスをニアで南野が競ると、このこぼれ球がファーサイドに流れる。これを主砲ホナタン・ソリアーノが冷静に蹴り込んだ。

その後、南野の果敢な仕掛けを軸に攻勢に出たザルツブルクだったが、完全に守りに入ったシャルケの守備を最後まで崩し切れず。ホームで快勝のシャルケがグループステージ2連勝を飾った。一方、敗れたザルツブルクは厳しい連敗となった。

また、同日行われたグループIのもう試合、FCクラスノダールvsニースは、ホームのクラスノダールが5-2で大勝した。相手DFダンテのミスなどで2点を先行したクラスノダールは、前半終了間際にバロテッリのスライディングシュートから1点を返された。

だが、後半も主導権を掴むホームチームは、再びダンテのミスやPKから効果的にゴールを重ね、最終的に5-2の大勝を飾った。この結果、クラスノダールがグループステージ連勝、ニースが連敗という形になった。