明治安田生命J1リーグ2ndステージ第14節のジュビロ磐田vsアルビレックス新潟が1日にヤマハスタジアムで行われ、アウェイの新潟が2-1で勝利した。

年間13位の磐田と、年間15位の新潟による残留争いの直接対決。リーグ3試合未勝利で降格圏の16位名古屋グランパスに勝ち点6差に迫られている磐田は、前節から先発3人を変更。故障者続出の最終ラインでは、本職中盤の山本が右サイドバックで今季初起用された。一方、今季2度目の4連敗で吉田前監督を解任した新潟は、これが片渕新体制での初陣。就任5日目の片渕新監督は、前節の鹿島アントラーズ戦から先発4人を変更。システムを4バックに戻し、指宿がラファエル・シルバと2トップを組んだ。

共に勝ち点3を目指して立ち上がりからアグレッシブな入りを見せる。11分にはジェイのポストプレーから中央を突破した川辺に決定機も、ここはシュートがGK守田の正面を突く。この直後には加藤のシュートのこぼれ球に反応したラファエル・シルバがゴールネットを揺らすが、ここはオフサイドの判定でゴールは認められない。

それでも、徐々に攻勢を強めた新潟は20分、ボックス内に侵入した加藤がDF森下に倒されてPKを獲得。これをキッカーのレオ・シルバがGKカミンスキーの逆を突く冷静なシュートできっちり決め切った。

その後も新潟の時間がしばらく続くが、徐々に磐田が押し返していく。28分には太田のFKからアダイウトンに決定機も、ここはヘディングシュートを枠に飛ばせない。それでも、磐田は38分に相手陣内中央で得たFKの場面で上田が左足で入れたボールをゴール前のジェイが頭で合わせると、GK守田が手前でバウンドしたボールを弾き切れず、ゴールネットを揺らした。

1-1のイーブンで迎えた後半も、引き続き拮抗した試合展開となる。互いに攻める意欲を見せるものの、中盤での潰し合いが続き、カウンターか、セットプレー以外でなかなかチャンスを作れない。

より勝ち点3が必要な新潟は、65分過ぎに山崎、鈴木、野津田と攻撃的な交代カードを切り、攻勢に転じる。とりわけ、山崎の積極的なドリブルが機能し、再三の決定機に繋がる。83分と84分には鈴木、山崎と続けて決定的なシュートを放つが、GKカミンスキーの再三の好守に阻まれる。

このまま引き分け濃厚と思われた中、試合終了間際の89分に劇的なゴールが生まれる。左サイド深くに抜け出した鈴木からの低いクロスを、ゴール前に走り込んだ山崎が古巣のゴールに向けて気迫のこもったダイビングヘッドで合わせ、新潟が土壇場で勝ち越しに成功した。

その後、山崎の1点をチーム一丸となった守備で守り切った新潟が、5試合ぶりの勝利で連敗を「4」でストップ。片渕新監督の初陣を白星で飾った新潟が、残留に向けて大きな勝ち点3を手にした。一方、敗れた磐田は降格圏との差が縮まり、残留争いから抜け出すことはできず。