1日に山梨中銀スタジアムで行われた明治安田生命J1リーグ・2ndステージ第14節のヴァンフォーレ甲府vs横浜F・マリノスは、アウェイの横浜FMが4-0と快勝した。

2ndステージ13位の甲府と、同6位の横浜MFが対峙した。前節終了時点で年間14位と残留争い真っ只中の甲府は、GK岡西が初先発。一方、同9位の横浜FMは次戦のルヴァンカップ準決勝のガンバ大阪との1stレグを見据えてか、小林や栗原ら一部主力をベンチに温存した。

入りこそショートコーナーを駆使しながらゴールに迫った甲府だったが、均衡を破ったのは徐々に盛り返していった横浜FM。38分、ボックス右で縦に仕掛けたマルティノスが中央にグラウンダーのパスを送ると、左サイドからファーサイドからゴール前に詰めた齊藤がネットを揺らした。

1点リードで後半を迎えた横浜FMは開始早々の2分、前田からのパスを最終ラインのスペースで受けた伊藤がボックス右でカットイン。これは新里に対応されるが、緩慢なクリアを見逃さなかった齊藤がボックス左にこぼれたボールを右足ダイレクトで押し込み、横浜FMがリードを広げた。

後がなくなった甲府は57分に盛田を諦めて森を投入。しかし、そのわずか1分後、速攻に転じた横浜FMが3点目を奪う。マルティネスの持ち上がりからボックス右手前でボールを受けた齊藤が最終ラインの背後にスルーパスを通すと、息の合ったフリーランで抜け出した前田がGKとの一対一を制した。

完全に試合の流れを引き寄せた横浜FMは82分、左サイドの齊藤が出した浮き球パスから見事なトラップでボールを収めた途中出場の富樫がダメ押しの4点目。危なげなく勝利した横浜FMが2試合ぶりの勝ち点3を手にした。敗れた甲府は2連敗で5試合未勝利。降格圏内の16位に転落した。