アトレティコ・マドリーは2日、リーガエスパニョーラ第7節でバレンシアの本拠地メスタージャに乗り込み、2-0で勝利した。

前節デポルティボに辛勝した3位のアトレティコ(勝ち点12)は、4日前に行われたチャンピオンズリーグ(CL)のバイエルン戦で攻守に完成度の高いフットボールを展開し、1-0で勝利した。好調のチームはバイエルン戦のスタメンから3選手を変更。負傷したゴディンの他、トーレスとカラスコに代えてガメイロ、コレア、リュカを起用した。

プランデッリ新監督の就任が決まり、“ボロ”暫定監督の下で2連勝と復調気配漂うバレンシアに対し、アトレティコはグリーズマンとガメイロが2トップを形成し、右サイドにコレア、左サイドにサウールを配すフラットな[4-4-2]を採用。

そのアトレティコは7分に両チーム通じて最初の決定機を演出する。ボックス右に抜け出したガメイロの折り返しを、サウールが右足で合わせたシュートが枠の左を捉えたが、GKジエゴ・アウベスのセーブに阻まれた。

自陣に引いてカウンターを狙っていたアトレティコだったが、15分を過ぎた辺りから圧力を強め、18分にはコレアがミドルシュートを浴びせた。さらにポゼッションして押し込むアトレティコは26分にも決定機。バイタルエリア左からグリーズマンの放った強烈なミドルシュートが枠を捉えるも、GKジエゴ・アウベスのセーブに阻まれた。

ハーフタイムにかけても優勢に試合を運んだアトレティコは、43分にPKを獲得する。左サイドからのフィリペ・ルイスのクロスに反応したファーサイドのコレアがナニに倒された。しかし、キッカーのグリーズマンが枠の左を狙ったシュートは、PKストッパーのGKジエゴ・アウベスの好セーブに阻まれてしまった。

後半頭からカンセロに代えてサンティ・ミナを最前線に投入したバレンシアは、ロドリゴを右サイドへ回す。そのバレンシアに対し、引き続きアトレティコが押し込む展開とすると、53分にフィリペ・ルイスが枠内シュートを浴びせた。

ゴールが遠いアトレティコは58分にサウールに代えてカラスコを投入し、攻撃への比重を高めると、63分にはコレアに代えてトーレスを投入。すると直後、この交代策が実る。カラスコのスルーパスに反応したトーレスがボックス左から左足で放ったシュートはGKジエゴ・アウベスの好セーブに阻まれるも、ルーズボールをガメイロが拾って後方へ落とし、ボックス右のグリーズマンがシュートを叩き込んだ。

失点を受け、ロドリゴに代えてムニルを投入したバレンシアに対し、アトレティコは68分に単騎突破でボックス左に抜け出したガメイロがシュートに持ち込むが、GKジエゴ・アウベスのファイセンーブに阻まれる。それでも、ルーズボールを拾ったグリーズマンがボックス左でマリオ・スアレスに倒され、この試合2つ目のPKを獲得した。しかし、キッカーのガビが枠の右を狙ったものの、またもGKジエゴ・アウベスのPKストップに阻まれ、追加点を奪いきれない。

73分にカウンターからガメイロがシュートに持ち込んだアトレティコは、80分にグリーズマンに代えてチアゴを投入し、守備のバランスを整えにかかった。そのアトレティコは81分にガビが強烈なミドルシュートでゴールに迫るも、わずかに枠の右へ外れる。

89分にサンティ・ミナのゴール至近距離からのヘディングシュートをGKオブラクがセーブしてリードを守ったアトレティコは終了間際の追加タイム3分、フアンフランのロングフィードに抜け出したガメイロがボックス右まで侵入し、GKとの一対一を制して勝負を決定付ける追加点を奪った。アトレティコがPKを2つ止められながらも勝利し、公式戦3連勝としている。