ミドルズブラに所属するオランダ人MFマルテン・デ・ルーンが、1日に行われたウェストハムとのアウェイゲームで置いてけぼりになったところを、心優しいサポーターに救われていたことがわかった。イギリス『Who Ate all the Pies』が伝えている。

『Who Ate all the Pies』の伝えるところによれば、デ・ルーンは1日に行われたウェストハム戦後にドーピングテストを受けていた関係で、地元に帰還するチームへの合流が遅れ、ロンドン発ミドルズブラ行きの最終列車に乗ることができなかったという。

今夏、アタランタから同クラブに加入し、イギリスの交通事情に疎いデ・ルーンは、試合が行われたオリンピック・スタジアムで途方に暮れていると、その姿を不審に思ったボロサポーターの一団が同選手に事情を尋ねた。

そのサポーターの一団にいたロイド・クーパーさんは、このときのやり取りについて以下のように振り返っている。

「僕たちは彼になぜ1人でスタジアムに残っているのか尋ねたんだ。そして、事情を聴いた僕たちは、彼を伴ってタクシー乗り場に並ぶことになった」

「彼にはスターのエゴというものが全くなく、僕たちと共に長時間タクシー待ちの列に並んでいたんだ。そして、ちょうど僕らの乗る番が来た時に彼に一緒に乗るか、誘ってみたんだ。彼はすぐにタクシーに乗り込み、自分の車が置いてあるハーワースまで相乗りすることになったんだ」

「彼は本当に素敵な人だったよ。すごく感謝してくれていたし、タクシー運転手に60ポンド(約7800円)を渡し、最後に自分のスマートフォンで僕らとの記念撮影をしてくれたんだ」

また、自身のツイッターに記念写真をすぐさまアップしたデ・ルーンは、「昨日の試合後にドーピング検査で列車に乗り遅れてしまった。だけど、素晴らしいファンたちが僕を連れ帰ってくれた。ありがとう、仲間たち!」と、感謝のコメントを寄せている。

チームから置いてけぼりになる悲劇に見舞われたデ・ルーンだが、今回の珍道中を通じて、ボロサポーターとの絆を深めることに成功した。なお、デ・ルーンと心優しきボロサポーターの記念写真は以下のURLからチェックしてみてください。

◆強い絆を感じます
https://twitter.com/Dirono/status/782580097110962176?ref_src=twsrc%5Etfw