2016Jリーグ YBCルヴァンカップ準決勝1stレグ、ガンバ大阪vs横浜F・マリノスが5日に市立吹田サッカースタジアムで行われ、0-0の引き分けに終わった。

2年ぶりの頂きを目指す3大会連続ファイナリストのG大阪は、準々決勝で昨シーズンのJリーグ王者であり、近年タイトルを争ってきたサンフレッチェ広島と対戦。2戦合計スコア7-4と圧倒してベスト4入りを果たした。だが、直近のリーグ戦では浦和レッズ相手に0-4の大敗を喫し、チャンピオンシップ出場が極めて難しくなった。この一戦でバウンスバックを目指すG大阪は、その浦和戦から先発5人を変更。代表招集中の東口、オ・ジェソクや遠藤らが外れ、GK藤ヶ谷や藤本、パトリックが先発に入り、浦和戦で退場のアデミウソンは長沢と共にベンチスタートとなった。

2001年以来の優勝を目指す横浜FMは、準決勝で大宮アルディージャと激突。2戦合計スコア2-2ながらも、敵地での第一戦で奪った1つのアウェイゴールが勝敗を分ける形で、2013年以来の準決勝進出を果たした。直近のリーグ戦でヴァンフォーレ甲府に大勝するなど、9月以降の公式戦で好調を継続する横浜FMだが、その好調をけん引してきた齋藤学が日本代表招集で欠場となり、前線は伊藤の1トップに、前田、天野、マルティノスが2列目に入る構成となった。

互いに慎重な入りを見せた中、開始8分にG大阪の不用意なミスから横浜FMに最初の決定機。後方でのパス回しの場面でDF金正也とGK藤ヶ谷の連係ミスを突いたマルティノスがゴール前でシュートを放つが、これは左ポストに阻まれた。

直後の9分には今度は横浜FMのミスからボックス手前の倉田がミドルシュートも、これは枠の右に外れた。さらに15分には相手陣内で得たFKの場面でパトリックがヘディングシュートでゴールネットを揺らすが、その前に倉田がDF中澤を倒したとして、ゴールは認められず。

時間の経過とともに相手を押し込むG大阪は、24分に右サイドから中に切り込んだ倉田が際どい左足のシュートを放つ。一方、守勢が続く横浜FMは足を痛めた栗原が、29分に負傷交代となり、パク・ジョンスを緊急投入。31分にはゴール前でパトリックが落としたボールを倉田にボレーで合わせられるが、ここはGK榎本がビッグセーブで凌いだ。

前半終盤にかけては押し返す横浜FMが、マルティノス、天野のシュートでゴールに迫るが、ここはGK藤ヶ谷が立ちはだかり、前半はゴールレスで終了した。

迎えた後半も主導権を掴むG大阪は、48分に後半最初の決定機。藤本のインスウィングの右CKを丹羽が打点の高いヘディングで合わせる。だが、枠の右を捉えたシュートはGK榎本が圧巻の反応で触り、ボールはクロスバーを叩いた。

守護神のこの試合2度目のビッグセーブでピンチを凌いだ横浜FMは、ここから反撃を開始。54分にはセットプレーの流れから金井のボレーシュートをゴール前の中町が頭でコースを変えるが、わずかに枠の右に外れた。

ホームで勝ちがほしいG大阪は、56分と61分に藤本、パトリックを下げて、呉屋と古巣対戦のアデミウソンを投入する。だが、流れを掴み切れないホームチームは、66分にボックス内でルーズボールに反応した天野に枠の左を捉えた決定的なシュートを許すが、ここはGK藤ヶ谷の好守で凌いだ。

後半半ばから終盤にかけても拮抗した展開が続く中、76分には細かい繋ぎからバイタルエリアでパスを受けた倉田が狙い澄ました右足のコントロールシュートを放つが、これは惜しくもクロスバーの上部を掠めた。

その後もゴールを目指した両チームだったが、互いに集中した相手の守備を崩し切れず、両ベテラン守護神が躍動した準決勝初戦はゴールレスドローに終わった。なお、横浜FMホームで行われる2ndレグは、9日の14時から日産スタジアムで行われる。