6日にロシア・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選・グループB第3戦のサウジアラビア代表vsオーストラリア代表が行われ、2-2の引き分けに終わった。

互いにアジア最終予選を2戦2勝スタートとグループB首位の座が懸かる一戦。イラク代表、UAE代表に勝利し、得失点差でグループBの首位に立つオーストラリアは、UAE戦から先発を2人変更。ケリーとマーク・ミリガンに代えスミスとジェディナクがスタメンに入った。

一方、タイ代表とイラク代表を撃破してグループBの2位につけるサウジアラビアは2戦で3ゴールを記録しているアル・アベドやハザジ、GKモサイレムなどイラク戦と同じスタメンで試合に臨んだ。

立ち上がりからホームのサウジアラビアが押し気味に試合を進めると5分、アル・アベドのパスでボックス右深くまで侵入したアル・シャハリの折り返しをジャサムがゴールに流し込んだ。さらに24分には、ペナルティアーク付近で獲得したFKをアル・アベドが直接狙ったが、壁に当たったボールはゴール右に外れた。

先制を許したオーストラリアも反撃に転じるが、自陣で集中した守りを見せるサウジアラビアの前に決定機を作らせてもらえない。しかし、前半終了間際の45分にセットプレーのチャンスを迎えると、ムーイの左CKをゴール前のセインズベリーが頭でゴール右に流し込んだ。

迎えた後半、サウジアラビアのファン・マルバイク監督は55分にハザジを下げてエースFWのシャムラニを投入。すると59分、ボックス左でボールを受けたアル・アベドのシュートのこぼれ球に反応したシャムラニが左足を振り抜いたが、これはシュートコースに重なっていたアル・アベドに直撃した。

対するオーストラリアは70分、ボックス右でパスを受けたクルーズが相手GKとDFの間に早いクロスを供給すると、これをファーサイドのユリッチが滑り込みながらゴールに押し込んだ。

ホームで負けられないサウジアラビアはすぐに反撃を開始。すると79分、ドリブルでボックス左から侵入したジャサムがマイナスに折り返すと、ボックス右まで流れたボールをアル・アベドが落とし走りこんだファラタがシュート。このボールをゴール前のシャムラニが倒れながら右足で合わせ、ゴールネットを揺らした。さらに直後の80分にも、ファラタのロングパスで相手DFの裏に抜けたアル・ムワッラドが決定機を迎えたが、シュートはGKライアンにセーブされた。

同点に追いつかれたオーストラリアのポステコグルー監督は、84分にユリッチとロジックを下げてケイヒルとアーバインを投入するなど、最後までゴールを目指したが、試合はこのまま2-2でタイムアップ。グループBの首位を争う無敗対決はドロー決着となった。

また、同日に行われたUAE代表vsタイ代表は3-1でUAEが勝利した。ここまで1勝1敗で4位のUAEと、2連敗で最下位に沈むタイの一戦は、14分にUAEがマブフートのゴールで試合を動かすと、UAEのリードで迎えた後半開始早々の47分にもマブフートが追加点。

65分に1点を返されたUAEだったが、試合終了間際の後半アディショナルタイム3分にも途中出場のアフメド・ハリルが試合を決定づける3点目を奪った。この結果、2勝1敗で日本に並んだUAEは、当該チーム同士の成績により3位に浮上した。

【順位表】ロシアW杯アジア最終予選 グループB第3節
(勝点/得点/得失)
1.オーストラリア(7/5/+3)
2.サウジアラビア(7/5/+2)
3.UAE(6/5/2)
4. 日本(6/5/2)
5.イラグ(0/2/-4)
6.タイ(0/1/-5)
※順位決定方式 【1】勝ち点 【2】得失点差 【3】総得点数 【4】当該チーム間の勝ち点