ローマは6日、2011年からスポーツ・ディレクター(SD)を務めていたワルテル・サバティーニ氏(61)との契約を双方合意の下で解消したことを発表した。

パレルモ時代にアルゼンチン代表MFハビエル・パストーレ(現パリ・サンジェルマン)、ウルグアイ代表FWエディソン・カバーニ(現パリ・サンジェルマン)を発掘するなど、セリエA屈指の敏腕SDとして知られるサバティーニ氏は、2011年にジェームズ・パロッタ会長の誘いを受けて、ローマのSDに就任した。

就任以降はブラジル代表DFマルキーニョス(現パリ・サンジェルマン)、アルゼンチン代表MFエリック・ラメラ(現トッテナム)、モロッコ代表DFメーディ・ベナティア(現ユベントス)、オランダ代表MFケビン・ストロートマン、ベルギー代表MFラジャ・ナインゴランなど、多くの好タレントを獲得し、チームの強化に大きく貢献していた。

だが、ここ2年の移籍市場では、パラグアイ代表FWフアン・マヌエル・イトゥルベ、コートジボワール代表FWセイドゥ・ドゥンビア(現バーゼル)らの獲得が失敗に終わるなど、サポーターや一部のクラブスタッフとの間に溝が生まれているとの指摘もあった。

パロッタ会長は今回の契約解消に際して、「私はワルテルがこれまでローマで成し遂げてきた働きや献身、我々の冒険に感謝の言葉を贈りたい。同様に彼から学んだ全てに感謝したい。ただ、これからは禁煙をした方がいいと思う!」と、サバティーニ氏の働きに感謝を示すとともに円満な別れであることを強調した。

なお、ローマはサバティーニ氏の後任として、フレデリック・マッサーラ氏(48)を新SDに任命したことを併せて伝えている。ただ、同氏はこれまでサバティーニ氏の右腕を務めてきたものの大きな実績がないため、クラブは予てより噂されているセビージャの敏腕SDモンチ氏の引き抜きに動くとの見方も出ている。