エバートンに所属するエクアドル代表FWエネル・バレンシアが、6日に行われたロシア・ワールドカップ(W杯)南米予選のチリ代表戦で前代未聞の暴挙に出た。イギリス『101greatgoals』が伝えている。

バレンシアは、6日のチリ戦で先発出場し、チームの3-0の勝利に貢献した。だが、この試合終盤の80分過ぎに急に胸部を抑えながらピッチに倒れ込んで同選手は、酸素吸入器を付け、ストレッチャーカーに乗せられてピッチを後にするアクシデントに見舞われた。

多くのエクアドル国民は、同選手の状態に関して心から心配していたが、その心配は試合後に大きな怒りへと変わることになった。

地元メディアのレポートを『101greatgoals』が伝えたところによれば、バレンシアには前妻との間にもうけた5歳の女児がおり、養育費を支払う義務があるという。だが、1万7000ドル(約176万円)の養育費を滞納していたバレンシアは、前妻に訴えられており、試合会場には同選手の身柄を抑えるため、警察が出動していた。

そして、この情報を伝え聞いたバレンシアは、逮捕を逃れるために負傷を装い、スタジアム脱出を試みるという暴挙に出ていたのだ。また、同選手を貴重な戦力として考えているエクアドルのコーチ陣は、警察当局に対して、同選手が無事に滞在先のホテルに戻れるように掛け合っていたようだ。

その後、バレンシアの弁護士は裁判所に対して、滞納分の養育費の支払いを約束することで、逮捕状を破棄させることに成功した模様だ。

逮捕という最悪の事態を逃れることに成功したバレンシアだが、今回の仮病疑惑は多くのエクアドル国民に知られており、個人的な問題で神聖な代表戦を冒とくした同選手には、今後厳しい批判が待っていることだろう。なお、バレンシアの仮病動画は以下のURLからチェックしてみてください。

◆逮捕を逃れるため、迫真の演技を披露
https://www.youtube.com/watch?v=CNnbaJXi8JQ