レアル・マドリーに所属するウェールズ代表MFガレス・ベイルが、6日のオーストリア代表戦で披露した“新兵器”の出来栄えに満足感を示した。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。

ウェールズは、6日に敵地で行われたロシア・ワールドカップ(W杯)欧州予選のオーストリア戦を2-2のドローで終えた。この試合にフル出場したベイルは、22分に左サイドでの高速クロスでMFジョー・アレンの豪快なゴールの起点になると、前半終了間際には意表を突いたロングスローを披露。ニアでFWサム・ボークスがフリックしたボールをDFジェームズ・チェスターが頭で合わせると、GKが弾いたボールが相手DFのオウンゴールを誘い、敵地でのドローに貢献する結果となった。

かつてクロスカントリーの競技に参加するなど卓越したアスリートと知られるベイルは、トッテナム時代や昨シーズンの“クラシコ”でも見事なロングスローを披露してきたが、ウェールズ代表の主力となってからは、今回が初の新兵器披露となった。ベイル自身も“新兵器”の出来栄えに満足しているようだ。

「僕は以前からロングスローを持っていたけど、ウェールズ代表ではなかなか出す機会がなかったんだ。だけど、良いサプライズになったね。そして、勝ち点獲得の助けになることもできた」

また、オーストリアとのドローという結果に関しては、「ここでの戦いは難しい。オーストリアは多くの相手をホームで打ち破ってきたし、1ポイントはポジティブなものだよ。次節ホームで行われるジョージア戦に勝利することが必要だね」と、前向きな姿勢を見せている。

世界屈指のスピードとスタミナに加え、パワフル且つ高精度の左足を持つベイルは、最近では空中戦での活躍も顕著だ。さらにロングスローという新兵器を今後磨いていけば、より完璧なプレーヤーへと近づくことになるはずだ。