明治安田生命J2リーグ第35節の東京ヴェルディvsギラヴァンツ北九州が、8日に味の素スタジアムで行われ、1-1の引き分けに終わった。

17位の東京Vと最下位の北九州による残留争いにおいて重要な“シックスポインター”。前節、FC町田ゼルビアとのダービーに敗れた東京Vは、その一戦から先発3人を変更。U-19日本代表招集経験のある17歳MF渡辺皓太がプロ初先発を飾った。一方、上位相手に2戦連続ドロー中の北九州は、前節の北海道コンサドーレ札幌戦と同じ11人を先発起用。東京Vキラーの原はベンチスタートとなった。

試合はここ4試合無得点が続く北九州が、いきなりスコアを動かす。開始1分、風間からのロングボールに抜け出した小松がボックス右から右足のボレーシュートをゴール左隅に突き刺した。

緩い入りから早々にビハインドを負った東京Vは、失点直後の4分に渡辺が際どいシュートでゴールに迫ると、時間の経過と共に相手を押し込む時間が続く。25分には二川のアシストからドウグラス・ヴィエイラがポスト直撃のシュートを放つと、前半半ばに同点ゴールが生まれる。

28分、波状攻撃から左サイドで安在の折り返しをファーの澤井が頭で折り返す。ニアでドウグラスが潰れたボールを二川が豪快に蹴り込んだ。

二川の移籍後初ゴールで追いついた東京Vは、ここから完全に試合の主導権を掴む。35分には二川のスルーパスから澤井、前半アディショナルタイムにはロングカウンターからボックス付近に持ち込んだ渡辺がゴールに迫るが、いずれも相手GKの好守に阻まれた。一方の北九州も前半終了間際にゴール前に抜け出した小手川のシュートでチャンスを作るなど、まずまずの形で前半を終えた。

1-1のイーブンで迎えた後半は、立ち上がりから拮抗した展開が続く。後半も二川を起点にボールを動かす東京Vは、ドウグラスや高木善、二川がフィニッシュに絡んで行くが、なかなか勝ち越しゴールを奪うことができない。

一方、58分にロドリゴを下げて東京Vキラーの原を投入した北九州は、本山らが攻撃にアクセントを付け、ボックス付近で風間が際どいフィニッシュに絡むも、GK柴崎の牙城を破れない。

最下位相手にホームで勝ち切りたい東京Vは、試合終盤にかけて高木純、アラン・ピニェイロ、高木大を投入。最後まで逆転ゴールを目指したホームチームだったが、試合は1-1のままタイムアップ。17位の東京Vと最下位の北九州による“シックスポインター”は、痛み分けのドローに終わった。