9日に日産スタジアムに行われたルヴァンカップ準決勝第2戦の横浜F・マリノスvsガンバ大阪は、1-1のドローで終了。この結果、2戦合計1-1、アウェイゴール差でG大阪の3年連続となる決勝進出が決定した。

5日にG大阪のホームスタジアムである市立吹田サッカースタジアムで行われた第1戦はゴールレスドロー。2001年以来の決勝進出を狙う横浜FMは、第1戦で負傷交代の栗原に代わり、パク・ジョンスを先発起用された。

一方、勝利か、1点以上を奪っての引き分けが3大会連続の決勝進出条件となるG大阪は、第1戦を欠場した遠藤と、ベンチスタートだったアデミウソンが先発復帰。そのほか、藤本がスタート起用された。

リーグタイトルへの望みが希薄となったことでこのカップ戦への思いが強まる両雄の一戦は、アウェイのG大阪がボールの主導権を握る展開で立ち上がる。12分には、チーム全体で押し込んだ中で米倉が左足のシュート。G大阪が良い入りを見せた。

対して、後ろに重心を置く形で立ち上がった横浜FMは19分に決定機。ボックス左に流れたボールを拾ったマルティノスがシュート。こぼれ球を拾った前田が左足で狙うが、惜しくもGK藤ヶ谷の正面を突いてしまう。

すると、今度はG大阪に絶好機。井手口が縦に出した浮き球パスに反応したアデミウソンが中澤とのぶつかり合いを制して相手GKと一対一に。しかし、左足のシュートはゴールライン際にカバーに入ったパク・ジョンスの顔面ブロックに遭う。

その後、徐々に横浜FMが流れを引き寄せ始めた試合は、互いに攻め切れない展開が続いたことでこう着状態に。結局、最後まで互いのプレーに慎重さが色濃く出た前半は、ゴールレスで終えることとなった。

迎えた後半もG大阪が攻めに出る展開となるが、横浜FMが56分に一瞬の隙を突く。不揃いな最終ラインの右サイドのスペースにボールを引き出した伊藤がドリブルでボックス右に持ち込み、右足のシュートをゴール左下に突き刺した。

しかし、失点直後からより前への圧力を強めたG大阪が63分に同点。チーム全体で相手を押し込むと、米倉のヒールパスをボックス右深くのスペースで受けた藤本の折り返しから、正面でフリーの遠藤がネットを揺らした。

遠藤の一発で試合を振り出しに戻すと共に2戦合計で優位に立ったG大阪は、直後にアデミウソンから長沢にスイッチ。さらに、藤本に代えて、大森をピッチに送り込む。一方、劣勢に立たされた横浜FMは、天野を下げて兵藤を投入した。

さらに、中町を下げて高卒ルーキーの中島をピッチに送り込んだ横浜FM。G大阪が後ろに比重を置き始めたことで、前がかりとなる。しかし、中澤を前線に置いたパワープレーは、遠藤に代えて岩下を入れた5バックで逃げ切りに入ったG大阪を崩せない。

結局、試合は1-1で終了。遠藤の一撃で同点に追いついたG大阪がアウェイゴール差で横浜FMを退け、3年連続の決勝進出。15日に埼玉スタジアム2002で行われる決勝戦では、FC東京を下した浦和レッズと対戦する。