日本代表は11日、ロシア・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の第4戦、アウェイでのオーストラリア代表戦を行い、1-1で引き分けた。

ここまでの3試合で2勝1敗の日本が、同2勝1分けでグループB首位に立つオーストラリアとのアウェイ戦を迎えた。日本を率いるハリルホジッチ監督は、2-1で辛勝した6日のイラク代表戦から先発4選手を変更。出場停止の酒井宏のほか、柏木、清武、岡崎に代えて、槙野、山口、香川、小林を起用した。

試合は、落ち着く間もない開始早々に日本がスコアを動かす。長谷部からの縦パスを受けた1トップの本田がスルーパス。左サイドの原口が最終ラインを破ると、そのまま左足のシュートでGKとの一対一を制し、日本に先制点をもたらした。

前半の半ばにかけて、日本はオーストラリアに押し込まれる時間が続く。しかし、この時間帯を集中した守備で耐えると、29分に好調の原口を起点に追加点のチャンス。ドリブルを仕掛けてボックス左に進入した原口のマイナスの折り返しを正面の本田が左足で合わせる。しかし、このダイレクトシュートはGKの正面を突いた。

その後、ハーフタイムにかけて、日本は再びオーストラリアにポゼッションを支配される。しかし、オーストラリアのダイヤモンド型の中盤をマンマーク気味の守備で封じ込めた日本は、決定機を与えることなく、1点リードのまま前半を終えた。

迎えた後半も日本はまずまずの入りを見せる。しかし、50分にはミスから失点を喫する。右サイドを崩されてクロスを入れられると、ファーサイドでボールを収めたユリッチを原口が後方から倒してPKを献上。これをジェディナクに決められ、1-1とされる。

勢いをつけたいオーストラリアは、日本戦を得意としているケイヒルを69分に投入する。

それでも、74分に決定機を演出したのは日本だった。右サイド深くから酒井高が入れたクロスに正面の小林がヘッド。このヘディングシュートがゴール左隅を捉えたが、オーストラリアGKライアンのビッグセーブに遭い、勝ち越し弾とはならない。

その後、再び押し込まれた日本は、負傷した小林、そして本田を下げて、清武、浅野を投入する。日本は追加点を得ることこそできなかったが、これ以上オーストラリアに得点を許さず、引き分けでタイムアップ。アウェイで、最低限の勝ち点1を獲得した。